This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

地面の無い世界で、驚くという才能

夢現な状態で花火か…と思ったら雷だった。
田舎だと夕立の後は植物の匂いが漂ってきて、虹が見える。虹はどこでも見えるだろうけど、空の広さが決定的に違う。雨によって少し冷えた空気が植物の匂いと相まって、世界の透明度をちょっとだけ上げる。

音楽があまり重要ではなくなってしまった
テレホーダイでネットに繋いでドキドキしていた感覚や、photoshopを起動しただけでワクワクした感覚が昔の自分にはあった。手に汗握るっていうのかな。今では当たり前になっているんだけど。
世代にも寄るけど、小さい頃からポップスとTVドラマ漬けにされて育ってきたら流石に飽きもくるかな。あと、一番の問題は時間的・精神的なゆとりがあるかどうかだと思う。それでも驚くという才能は年齢と共に逓減してくるんだろうけど。魔女の宅急便(宮崎駿)で空を飛べなくなった主人公に絵が描け無くなったときのことを語る画家のエピソード、それとロビン・ウィリアムズのピーターパンの映画をなんとなく思い出した。

posted by PFM