Invisible Moment *//INCIDENTAL VANISHING STARS//
20061103 2333
過ぎ行く日々*0

昨夜は何時に寝たのか覚えていない。
微かな記憶を辿るとすれば、確か時計の針はAM2:00を指していたと思う。徹夜したことを忘れ、アルコールを手に取ったのが運の尽き。気付いたときには静かな部屋でPCのファンの音だけが低く響き、主を失った風船のようにスクリーンセーバーが起動していた。
このまま貴重な休日が終わっていくのを看過するわけにはいかない。そう思い、浅草まで光を撮りに行くことにした。

人が多い場所は久しぶりだった。基本的に風景や物質を撮る事が多いのだが、人が写り込むのも良い。そういえば、「人はなぜ人を描くのか?」という命題をどこかで耳にしたことがある。先日見た、イノセンス(押井守)の要素の一つは、なぜ人は人形をつくるのか?だった。この問いは絵や写真、映画も同じだろうか。そのとき提示された答えの一つが「人は人を見たいから」だった。需要と供給なのか、人間の根源的な欲求なのか。いずれにしても理由になっていないような理由だ。
難しいことはよくわからないが、雪の中を歩く人がいたとして、その人を見るよりも誰かが雪の上に付けた足跡を見る方が自分は雰囲気があってなんとなく好きだ。それはいろいろと想像できる余地や余韻があるからというのもあるけれど、きっと自分が人間だから、その汚さをある程度自覚しているからなのかなとも思っている。


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