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Trigger of Art

flight404 blog
明け方、ボーッと見ていて考えたことを…。
今更書く必要がないことだけど、情報の整理、情報と情報の繋げ方、見せ方(インターフェース)、提示の仕方、みたいなものがWebにおける一つの差別化のポイントなんだけれど、システムやデータベースと連携してWebに広がりや偶然性が入り込む余地を与えて、それをある種のコンテンツとして見せるという手法が古くからある。この場合のシステムやデータベースというものは、Web上の仕掛けを駆動させる燃料、トリガーとして利用している。この「Web上の仕掛けを駆動させるためのトリガー」というのが、たぶんWebの広がりや偶然性、表現の多様性につながる。古典的な手法で言えば、マウスポインタの動きをトリガーにする方法なんかがそうかな。最近で言えばAPIで公開されるデータを利用するのが流行りか。できればオフラインからトリガーを持ってきたほうがいいけれど中々仕掛けとして大掛かりになり過ぎる。
あと、こういったものは見えないものの視覚化でもあり、例えば、アクセスしたユーザーの心臓の鼓動や脈をトリガーにして何かをディスプレイ上に描かせても良い。医療機器の心電図、電子機器のオシロスコープの波形なども見方によっては絵になる。以前、何かのTVで街中の音を視覚化して見せるというものが紹介されていて、面白いなと感じた。
…という、特にオチのないテキスト。

posted by PFM