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2009SS Men's Collection

気が付けばメンズは終了し、レディスのFall 2008 Couture Collectionが発表されていますね。

メンズの感想ですが、Raf SimonsのJil Sanderは幾何学なアート。Raf Simonsの直線的なパターンがあのようなカタチで表出した感じですね。Number (N)ineはfashion spotでも書かれていましたが、原宿的でしたね。毎回、器用だなと思います。重みや伝統と言った観点からは疑問符が付きますが、日本人ってことで良いかなと。Ann DemeulemeesterYohji Yamamotoなどは爺萌えコレクションでしたね。ヨウジは毎回そうですけど…。Damir Domaは後半の黒の引き締まった感じがグットだと思いました。Burberry Prorsumは、シャツが良い感じです。少し前のコレクションからそう感じています。Christopher Baileyはカッコいいですね。
Comme des Garconsのスカートや袴のブラック細身スタイルは面白いなと思いました。今回のコレクションの中では一番見ていて楽しかったです。Junya Watanabeは08SSから続いている物語の続編でしたね。このまま続いていくのかはわかりませんが、08SS, 08-09AW, 09SSと3部作は個人的に好きなスタイルです。
Kris Van Asscheはかなり爽やかで良いと思いました。カジュアルでドレッシーでスポーティーなそのバランスがKris Van Asscheでしたね。Dior hommeとコレクションの中身を入れ替えても…。Dior hommeに関しては、「ムッシュ ディオールがスニーカーを履いた」という感じでした。Dior側からの制約や条件が何かしらあるのかなと邪推してみたり…。Diorの歴史とKris Van Asscheが対話をしている、その過渡期なのかなと思いました。ゴールはどこにあるのかはまだ見えませんでしたが…。

と、こんな感じでしょうか。
ざっと思いつくままに書いてみました。

posted by PFM