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Jil Sander 10SS Collection

Raf SimonsによるJil Sander 10SSコレクション。
ランウェイショーの開始前に会場のモニターでは、Christo and Jeanne Claudeを含むランドアート(アースワーク)に関する映像が流れており、ショーの開始後は1970年の映画「Zabriskie Point」の映像に切り替わったとのこと。そして、Raf Simonsによれば"nature, emotion and passion"が今回のテーマだったようです。
コレクションの完成度は全体的にとても高く、Jil Sanderのミニマリズムが高い次元で実現され、且つ(古典的な内容のままで終わらずに)デコンストラクションされていたと思います。個人的にはかなりワクワクさせられました。Cathy Horynにも好評だったご様子

コレクションのカラーパレットは白、黒、ベージュ。ランダムに生地が付けられているシフトドレス、リネンやテクノメッシュ素材の使用、短冊のようにメッシュ素材が貼り付けられたトランスパレントなドレス、ジャケットが解体されて裾のみが残ったLook、アンティーク調のヒールなど、見所は多くあったと思います。細かいディティールを見ると印象がまた変わる感じでしたね。メッシュ素材などはRaf Simonsのマテリアル・フェティッシュな感じが出ていて彼らしいなと思いました。

via style.com vogue.co.uk telegraph.co.uk tFS

posted by PFM