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Louis Vuitton 10SS Collection

Marc JacobsによるLouis Vuitton 2010年春夏コレクション。
Louis Vuittonも他ブランドと同様にデジタルメディアの活用に力を入れているようで、今回はFacebook上でランウェイの様子をライヴ配信しましたね。時間通りに開催された今回のコレクションのテーマは、ヒッピーやニューエイジ・トラベラー、カトリック・スクールガールにバイシクル・メッセンジャーといった多くのストリートからの引用とそのミックス。描く女性像の雰囲気が10代だったので、早くも誰がAD Campaignに起用されるのだろう?という噂が出ているとのことです。

各所のレビューで書かれていた通り、巨大なアフロヘアーを除けば服自体はそれほど目立ったところはありませんでしたが、Louis Vuittonらしく今回はバッグをメインに据えてのクリエイション。バッグに関してはショルダー(メッセンジャー)タイプが多く、ラクーンテールやフリンジが眼を惹きました。

服に関しては、ノースリーブでボトムも膝上丈がほとんど。カラーパレットは全体的に彩度が低く、シックだったので、その代わりとして多くのテクスチャーが用いられていましたね。Look34などではLVモノグラムが使われていました。靴に関してはヒールが低く、クロッグなどがありましたが、羽毛やフリンジがあしらわれていたのが印象的。ショーのフィナーレに登場したMarc Jacobsもクロッグを履いていました。
また、全体的に細かいディティールを見ていくとわかるのですが、仄かに09SSコレクションにあったトライバルなモチーフの残り香があったと思います。

最後にランウェイで使われていたサウンドトラックですが、Major Lazer Feat. Nina Sky - Keep It Goin Louder (Diplo Remix)とのこと。YouTubeにアップされていたのでリンクしておきます。

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posted by PFM