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John Galliano 10-11AW Men's Collection

先日のMilan Collection期間中に、デフュージョンラインである"Galliano"のメンズウェア・ラインをロンチさせたJohn Gallianoの10-11AW メンズコレクション。インスピレーションソースは、シャーロック・ホームズに始まり、エドワーディアン、ムエタイ・ファイター、オリエンタリズム。

シャーロック・ホームズのパートでは、PVC素材の使い方やホームズのハットが変形し、消防士の防火帽のようにシコロが伸びていたのが眼を惹きましたね。雰囲気的に、事件を解決する気が全く無い感じの探偵だったのが面白かったです。
何となく思うのですが、John Gallianoが描く男性像は、人の話を全く聞かないタイプの男性ですよね。自分の世界だけで生きているような感じで。というか、無国籍過ぎて言語という概念を持たないような雰囲気の時もありますけれど。

エドワーディアン・パートでは、一見、真面目に見えるテーラリングでしたが、コルセットを用いてその真面目さを破壊。ネイキッド・パートとなるムエタイ・ファイターを挟んで、最後はオリエンタリズム。足元は下駄のような草履になっていましたね。

個人的に気になったアイテムは、上に載せたLookのジョンガリアーノ・プリントTシャツとこちらのファー・ネクタイだったりしますが、今回もいつも通りのJohn Gallianoらしいコレクションだったと思います。

via wwd.com gq.com vogue.co.uk tFS

posted by PFM