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Chanel 10-11 Cruise Collection

フランスのサントロペで開催されたKarl LagerfeldによるChanel 10-11 Cruise Collection。
ランウェイショーは、カフェ"SENEQUIER"の前のストリートとテラスをウォーキングする形で行われたようですね。ブラスバンドによるMungo JerryのIn the Summertimeのファンファーレもあったようで(ちなみにこの曲は今回のショートフィルムのエンディングでも使われていますね)、コレクションはとても陽気な雰囲気だった様子。ランウェイの写真からも雰囲気は伝わってきますね。

コレクションのトーンは70年代をベースに。カラーパレットは淡いパステル調から始まり、中盤ではブラックやホワイトを用いたLookもありましたが、後半に掛けてはベージュやブラウンなどのシックで控えめなカラーを中心に展開。素材に関してはデニム、パターンに関してはギンガムチェックが使われているのが個人的に目に留まりました。

柔らかい雰囲気のシフォンのカフタンやブラウス、中盤に登場したウエストにサッシュを用いたホワイトのLook(ハットやサングラスも雰囲気が出ていました)などはリゾートの気分が上手く表現されていたと思います。あと、アイテムで気になったのはグラディエーター風のものもあったレースアップサンダルですね。今回は裸足のLookが多かったですけれど。

ランウェイのモデルに関しては、Natasha Poly, Freja Beha Erichsen, Abbey Lee Kershaw, Heidi Mountといったメンバーに加え、プラスサイズモデルのCrystal Rennが歩いていたのがちょっと話題になっていましたね。あとは、フィナーレにSebastien Jondeauとハーレーに乗って登場したGeorgia May Jaggerもそうでしょうか。

Karl Lagerfeldによるショートフィルム"REMEMBER NOW"は、30年ぶりにサントロペに戻った男(Pascal Greggory)を中心に据え、Gabrielle ColetteやBrigitte Bardot, Alain Delon, Mick and Bianca Jagger(1972年に挙式をしているのですね)など、サントロペに関連する人物のモチーフやセリフを散りばめた作品。Magdalena Frackowiakのダンスと最後にKarl Lagerfeld自身が出てきたのには思わず笑ってしまいました。ちなみにトレーラーなどでも使われていた曲は、La Musica (Shir Khan Remix)でこちらで聴くことができるので気になる方は是非。

via style.com wwd.com telegraph.co.uk fashionwiredaily.com tFS

posted by PFM