This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

World is Flat

世界はインターネットやグローバル化により平らになりつつある。
プラダクトデザインのグラフィックデザイン化という話が、以前プロダクトデザイナーの秋田道夫氏のサイトであった(正確には、氏が違う文脈で書いた文章を他の人が誤読してそう解釈した)。確かに、あらゆるデザインは2D化している感じはする。情報を整理することがデザインのある一側面だと思うけど、テクノロジーの進化によるプロダクトの小型化が、デザインの2Dグラフィック化を推し進めていると感じる。プロダクトデザインに限らず、あらゆるデザインがそういった方向に進んでいるかな。それは、Macintosh、photoshop、Illustratorなども一因だと思うけど。ピクセルからベクターへってのもあるかな(映像とか)。ハリウッド映画のCGがプラスチック化しているのもこれに関連しているような気がする。よくわからないけど(言い訳)。
同様に音楽関してもこのデザインって感覚はよく感じる。ヴォーカルの声と音がリンクしているかどうかという部分。椎名林檎の初期はリンクしていたけど、途中からそうじゃなくなった。宇多田ヒカルもそうだ。逆に、アイドル?のポップスは、声を音で包み込むように制作されていると感じる。声自体もデジタルで変えてるだろうけど。聴くとデザインされてるなぁと。椎名と宇多田がそうなった原因は、bjorkの影響だろう。たぶん。
脱線するけど、mother3も融合する筈の無いモノが融合している、がテーマでしたね。やってないけど(お金と時間がない)。更に脱線すると、任天堂の広報戦略はApple化してきている。
それで、表題のWorld is Flatに戻ると、世界がデザインされつつあるってこと。均質化と言うとネガティブな感じで、日本の地方は大型ショッピングモールが立ち並び同じようになっている。世界の大都市も同じようにビルが立ち並び…みたいな均質化。プロダクトデザインもグラフィックやイラストの作品もフォトグラファーの写真も、ベクターな映像もそういった方向か。そうなっていくと個人の力が試される時代に成りつつあるってことらしい。

フラット化する世界
時間があれば読みたい。

posted by PFM