This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

Web制作現場のコールセンター化

最終的にはこうなるんじゃないかと思っているんだけど、なかなかそういったことをする会社は出てこない。Web制作の標準化などがもっと進めばそうなるだろうか。ビジネス的に見れば自社サイトを持つよりは、googleなどの既存の広告システムに乗(載)った方がコストもリスクも低く、効果も高いだろうか。グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する(佐々木 俊尚)あたりを読むとそんな感じがした。ま、そうなる前にWebというもの自体の形態が変化しそうではある。次世代ゲーム機が入力デバイスの進化に向かったように、キーボードとマウスも進化するだろうか。
インターネットが本来の意味で人々の役に立つのならば、見えなく(意識されなく)成らないとダメなわけで、そういう視点で言えばまだまだインターネットはデザインされていかないといけない。まぁ、時間が解決する問題か。そういえば、世の中に時間が解決しない問題ってあるのだろうか?
翻って、blogやSNSのようなB2CでCGM+AdSenseな感じのデータ蓄積型コンテンツは細く長いビジネスなのか。データベースの方向性は、普段見ないようなデータを見えるようにしていく感じで。普段意識しないものを見える化したり、逆に意識しているものを見えない化するのが面白いんだな。きっと。
更に脱線すると、そういったデータベースにFlashを利用するのが、tha.jpかなと思っていた。それで安定的に収入があればその分のリソースをハイエンドなサイト制作にまわす…と。ハイエンドなサイトっていうのがどういうサイトなのかは難しい問題だけれど。

posted by PFM