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Gareth Pugh 09-10AW Collection

Paris Fashion Weekということで、Gareth Pughの09-10AWコレクションから。
今回はビデオ・プレゼンテーション形式だったので、ランウェイショーを期待していた自分としてはとても残念・・。コレクションに関してはカラーパレットは基本的に黒で、全体的にとても(ビジネスを意識した?)ウェアラブルな印象を受けました。
彼が今後どういった方向に変化していくのかが気になりますが、エッヂを効かせたままエレガントな雰囲気を取り入れていった方が表現としては広がりが出るかなと思います。現状のハード&ダークでフューチャリスティックな方向性はマンネリ化を招きやすいですし、表現者としてある程度表現の幅が無いと中長期的に続けることが難しいのではないかなと。もちろん、彼がどこを目指しているのかにもよるのですけれど。

・・と、コレクションの内容よりも彼の方向性について書いてしまいましたが、tFSなどでもランウェイショーをやらなかった理由についていろいろと意見が出ていたので自分も何となくコレクションの内容よりもその周辺について書いてみました。
また、iht.comのこの記事にデザイナーが大資本のファッションハウスに所属することについて書かれていたので、こちらも参考にしてみると良いと思います。面白い記事だと個人的に思ったので。ちなみにBernard Arnault(LVMH)にGareth PughについてアドバイスをしたのはKarl Lagerfeldだったと書かれていますね。

via style.com vogue.co.uk wwd.com

posted by PFM