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Suzy Menkes speaks about the future of fashion.

nymag.comで紹介されていたのですが、Suzy Menkes(fashion editor of the International Herald Tribune)がサンフランシスコでファッションの将来について語ったようです。その内容は、「ユーザー生成型のオンライン・ファッション・ジャーナリズムの未来」と「今日の消費者とデザイナー/アパレルメーカーにとって持続可能性(sustainability)という概念が本当に意味するもの」の2つ。

一つ目のユーザー生成型のオンライン・ファッション・ジャーナリズム(つまり、Blogなどですね)に関しては、"I think it's terrific that there are bloggers,"とのことでかなり好意的に考えているようです(ちなみにnymag.comも「we agree.」と書いていますね)。そして、"But you have to keep up with the standards of fashion journalism today."とも。
また、"Not everyone's writing is equal."ということを差し引いたとしても、web writingはファッション産業に寄与するだろう、とのこと。

二つ目のサステナビリティに関しては、今年の3月下旬にインドのニューデリーでIHT主催で行われた「2009 Sustainable Luxury Conference」の内容に絡めて、現在のファストファッションは我々の財布には優しいけれど、それよりも地球にとって悪影響を及ぼすことを憂慮している、という話だったようです。

2009 Sustainable Luxury Conferenceと言えば、PPRのFrancois Henri Pinault(CEO)が今年の6月5日(環境の日)に「HOME」という映画を全世界で無料公開することを語ったカンファレンスでもあるのですよね(詳しくはこちらを参照)。
Fortuneによれば、この映画はYouTube上でも高解像度版が公開されるとのこと。また、これに合わせてSergio RossiがEco Pumpと呼ばれるソールとヒールがliquid wood製の靴を、Bottega Venetaからはトートバッグ(for customers spending more than $1,500)が、Alexander McQueenからは地球をモチーフにしたスカル・スカーフ(vogue.co.uk)が、そして、GucciのFrida Gianniniがデザインしたオーガニック・コットンと天然染料でできている185ドルの限定版Tシャツ(vogue.fr)が出るのですよね(売り上げの一部がgoodplanet.orgに寄付されるとのこと)。

posted by PFM