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Jil Sander 11SS Men's Collection

イタリアのフィレンツェで開催されているPitti Uomoにて行われた、Raf SimonsによるJil Sander 11SS メンズコレクション。
今回からStyle.comでメンズのコレクションもカバーされるようになったので、メンズとレディスの情報が一箇所で閲覧できて便利になりましたね。

そのStyle.comで先日アップされていたRaf Simonsのインタビューにもあったように今回のJil Sanderのコレクションは終始、カラーにフォーカスを当てての展開。カラーパレットは、ブルー、イエロー、エメラルドグリーン、ピンク、オレンジといったヴィヴィッドなテクニカラーを用いていましたね。靴のソールにまで色があったのは目に付きました。T MAGAZINEではストリエイテッドな幾何学的なストライプはコンテンポラリー・アーティストのJim Lambieと書かれていましたが、確かにそのような感じ。タトゥーのようなフラワー・コラージュも面白かったですね。

構造的な部分で気になったのは、ベルト付きのジャケットやコートでしょうか。アイデアとしては、Raf Simonsのシグネチャの10SS Collectionでもありましたが。あと、ジャケットやコートのレイヤードもいくつかのLookで使われていましたね。

通常、これだけ色を使うとスポーティな雰囲気やフューチャリスティックな方向に行ってしまいがちだと思うのですが、今回のJil Sanderのコレクションはあくまでもテーラリングをベースとしてその上でそれらを用いていた、というのが個人的に受けた印象かなと思います。変化に乏しいモノトーンばかりのコレクションではなく、マルチカラーのコレクションもたまには良いよね、と思わされたコレクションでしたね。

via style.com gq.com vogue.co.uk nytimes.com fashionwiredaily.com showstudio.com ablogcuratedby.com tFS

posted by PFM