This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

Charles Anastase 11SS Collection

コレクションのスターティング・ポイントは、"garden"からだったというCharles Anastase 11SS Collection。
Style.comのレビューにもあるように、Charles Anastaseのコレクションは女性になる前の少女性を描くのが特徴的ですね。ここ2シーズンは実験的な要素が多かったのですが、今回は気だるく平穏で、キュートでガーリッシュな感じが彼らしく、上手くまとまっていてとても良かったと思います。

Front RowにはAlexa Chung、ランウェイショーのBGMはSerge Gainsbourg、カラーパレットにはホワイトと淡いパステルカラーを用い、気の抜けたヘアスタイルと野暮ったさのあるアイウェアに透明感のあるオーガンザやピーターパンカラーの襟、スモックドレス、カラータイツなどを合わせて描かれる少女性は既に過去に存在しているものではありますが、独特の魅力を持っていますね。いつものように底の厚いプラットフォーム・シューズも存在感があったと思います。

モデルのメイクに関して、左目の下にホクロが描かれていましたが、これはモデル兼スタイリストでCharles Anastaseのクリエイティヴ・コンサルタントをしているValentine Fillol-Cordierをモチーフにしている感じ?でしたね。

graziaによればFront RowのギフトはFifi Lapinのイラスト集"What Shall I Wear Today"だったようで、こちらも今回のショーの雰囲気にあっているなと思いました。

via style.com wwd.com vogue.co.uk elleuk.com blogs.wsj.com dazeddigital.com showstudio.com tFS

posted by PFM