Christopher Kane 11SS Collection
Christopher Kane 11SS Collectionのインスピレーションソースは、Princess MargaretとNorman Hartnell。そして、そこに日本の刺青からキューを取ったプリント・パターンなどをミックスしたもの。
昨シーズンのブラックをベースとしたコレクションから打って変わり、コレクションのカラーパレットはネオンを中心に。カラーレス・ジャケット、膝丈のスカートやドレス、アーガイルニットなど。ドレスなどで多用されていたプリーツやパイピングはVersaceっぽさがあったと思います。また、少し未来的な雰囲気のシューズはBalenciagaっぽくもありましたでしょうか。刺青プリントに関しては、ランウェイの中でそこまで浮くことなく、違和感無く使われていて良いなと思いました。グラフィックのインパクトを上手くコントロールしている印象ですね。
今回のコレクションのレビューの中で目が留まったのは、Suzy Menkesの
The problem with melding a prim adulthood with a suggestion of sly puberty is that Miuccia Prada has been there so many times before.
という指摘。Suzy Menkesの書く文章は納得させられることが多いです。
最後に、tFSでリンクされていたコレクションのムービーが良かったので、チェックしていない方はこちらも是非。
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