This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

Lanvin 11SS Collection

Alber ElbazによるLanvin 11SS Collection。
Dazed Digitalなどのインタビューによれば、「女性が美容整形をする時代に、彼女たちはファッションを必要としますか?」という問いへの回答として、second skinとしてのストレッチ・ファブリックが今回のコレクションの出発点となったようですね。そして、フラット・シューズにも見られたような魅力と快適さの両立、更に言えば魅力の定義の問題があったようです。

カラーパレットにはイエローやピンク、レッドなどもありましたが、彩度は低くあくまでもLanvinらしくシックに。シフォンやシルク、滑らかなジャージー素材。クラシカルな上品さを持ったプリーツ・スカート。シンプルなジャケットとスカートに合わせられたストレッチ・レギンス。オーバーサイズ気味のナイロンレインコート。イヴニングはいつものようにジュエリーとドレスのミックス。
コレクションは全体的にミニマルな印象で、素材への拘りなどはメンズコレクションからそのアイデアが来ていたと思います。個人的にはもう少しコレクションのテンションが高くても良かったかなと思いますが、どうでしょうか。

Hilary Alexanderの記事にある映像を見ていて目が留まったのでついでに書いておきますが、現LanvinのオーナーであるShaw-Lan Wangが映っていますね。彼女は台湾出版界のビジネスウーマンで、Alber ElbazをLanvinのクリエイティブ・ディレクターとして起用した人物でもあります。

via style.com wwd.com vogue.co.uk nytimes.com blogs.wsj.com latimesblogs.latimes.com fashionwiredaily.com showstudio.com tFS

posted by PFM