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Marc Jacobs 11-12AW Collection

Marilyn Mansonの"The Beautiful People"をBGMにセットして行われた、Marc Jacobs 11-12AW Collection。
ルーズでもカジュアルでもなく、ストリクトな雰囲気に包まれた今回のコレクションは、パレットにシックなカラーを用い、ポルカドット・パターンを全面的にフィーチャー。スリムなボディにペプラム・ジャケットやペンシル・スカートをフィットさせ、アワーグラス・シルエットによってスマートな大人の女性を描いていましたね。

House of Harlotとのコラボレーションによるラテックスの質感やハード・エッヂでBalenciagaのように立体感のあるLookに関しては、少しフューチャリスティックな空気をランウェイに与え、インナーに着たシャツのラウンドカラーや少しファニーでキュートなミニ・ベレー帽などはPRADAっぽさが出ていたかなと思います。

NYTimesの記事でRobert Duffyが話していますが、今回のショーはランウェイにビニール素材のベッド・パッドの支柱を建てて行われていましたね。元々はラバーを使用したかったようですが、可燃性のためビニール素材のものになったとのこと。

ランウェイショーのプロデュースはJulie Mannionによるもので、サウンドトラックはFrederic Sanchezが担当。メイクアップ・アーティストはFrancois Nars、ヘアスタイルはGuido Palau、Marc Jacobsと共に働くヘッドデザイナーのJoseph Carterや長年スタイリストを務めるVenetia Scott。ハット・デザインはStephen Jonesによるもので、マニキュアリストはElisa Ferri。

63のLookが登場したランウェイショーは多くの才能によって支えられており、Robert Duffyによると100万ドル掛かっているとのことなので、そういった視点でショーを見てみるとまた違った印象を受けるコレクションかなと思いましたね。

via style.com wwd.com vogue.com telegraph.co.uk nytimes.com fashionwiredaily.com showstudio.com tFS

posted by PFM