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Interview with Karl Lagerfeld by Style.com

Style.comのKarl Lagerfeldのインタビューから気になった部分を少しだけ。
Macy'sとのコラボレーションの話題からインタビューは始まりますが、カールがコラボレーションするかどうかを決める要因にはただの名義貸しではなく、自分の管理下においてそれが実行できるかどうかというのがあるようです。Karl LagerfeldのアプローチはPierre Cardinとは真逆である、というように書いた記事をカールはどこかで目にしたようで、それは最大級の褒め言葉だね、と話していますね。カールにとってただのライセンス(名前)に意味は無い、といったところでしょうか。

そして個人的に面白いと思ったのが、最近はiPhoneとiPadを使ってコレクションのスケッチをしているというお話。カールは描いたLookのスケッチをFaxで送信するのが普通なのですが、コンピューターやインターネットが好きではないとしつつも、iPadでスケッチするのが最近のお気に入りのご様子。どんな感じなのかデジタルデータをちょっと見てみたい感じがしますね。

Vogue Japan 10月号のFlorence Welchの撮影については、Photomaton(証明写真ボックス)を使ったという話をしていますが、これは誌面で言うとP.130,131の写真を指している感じでしょうか。証明写真のアイデアはChanel 11-12AW AD Campaignなどでも使っていたりするので(PHOTOMATONではなく、COCOMATONになっていますね)、こちらも気に入っているようです。

相変わらずカールは忙しい日々を送っているようで、What's next?で答えているCarine Roitfeldとの撮影の話も気になるところ。インタビューの最後は彼の好きなゲーテの言葉"to make a better future, with a large element of the past."についての話で終わっていますが、ピックアップしなかった他の話題も面白いので時間のある人は元記事のインタビューを読んでみると良いかなと思います。

posted by PFM