Comme des Garcons Homme Plus 12-13AW Collection
川久保玲によるComme des Garcons Homme Plus 12-13AW Collection。
テーマは、"Neither Man Nor Woman"。
ゴシックトーンの空気感にパンクロックなヘアスタイルやヴィクトリアン・インフルエンスといった(男性でも女性でもない)中性性と親和性の高い要素をミックスし、アンドロジニーでウェイフなLookで構成された今回のコレクション。
トラペーズコートに膝丈のプリーツのスカート、ヴィクトリアン・テーラリングにリボンとハット、ツイードやリネン素材にシグネチャのポルカドットやタータンといったパターン。ショーの後半ではダマスクローズ・プリントをスーツやコートにフィーチャーしていましたね。
セックスのボーダーを超えるという古くて新しい命題に対して今回のコレクションのようなアプローチを取るというのはComme des Garcons的に言えば以前からある方法論であって、個人的には新しい何かが欲しいといったところ。それは新しいアプローチであったり、新しい概念であったりする訳ですけれど、ね。