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Dior Omotesando 10th Anniversary

Robert PattinsonをフィーチャーしたRomain GavrasによるDior Homme Fragranceのフィルムが公開され、そして、表参道のブティックがリニューアルされることもパブリックに報じられるようになりましたね。9/21からは4Fでポップアップストアを開設し、10/12にグランドオープン。尚、9/6と9/13には"Friday Night Cocktail"が行われます。

ブティックのグランドオープンに際し、2014年スプリングコレクションが先行発表されるとのことですが、限定アイテムというのはスプリングコレクションのアイテムになるのでしょうかね。今後は年4回のコレクションをデリバリーする体制になるというお話は、プレコレクションに力を入れて今よりも独立させるということですね。今シーズンの2013年オータムコレクションも力を入れていましたが、ああいう感じでやっていくのかなと思います。プロモのクリエイティブ・ディレクションはM/M Parisで、フォトグラフィーはKarim Sadliでしたので。今までの流れで言えば、デフィレのあるコレクションはWilly VanderperreやKarl LagerfeldがADを撮り、それ以外をKarim SadliやBruno Staubが撮っていましたが、今後はどんな感じになるのか気になるところです。

デリバリーが増えることについては、必然的に商品鮮度が上がるので顧客がブティックに足を運ぶ回数が多くなりますね。そして、デフィレを行わないコレクションは使いやすいアイテムが多い傾向にあり、また、ファストファッションがトレンドをコピーし難いという利点もあるかなと思います。
ただ、日本の春と秋はかなり短くなってきているので、どうなんだろうか?ということと、顧客のバジェットには限りがあるということ。また、メンズの服はウィメンズとは異なり、服のバリエーションを多く展開できないので、コレクションの数を倍にしてデリバリーを増やすことにどれだけ意味があるのか?(各シーズンの違いを明確に打ち出せるのか?)というのも個人的には気になるところですね。

ちなみに、セールが無くなったのもこの「4シーズン制」導入の影響なのかな、となんとなく思っているのですが、どうなのでしょうか。

posted by PFM