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"Marc Jacobs Gives His Brand a Makeover" - W Magazine

W MagazineのMarc Jacobsの今後の展望に関するアーティクルが面白かったので少し書いておきます。言われてみれば彼は現在50歳で、今年の4月で51歳になるのですね。マークは自分が50歳であることが信じられないと話していますが、確かにそのようには見えないかなと思います。

今から21年前の1993年に創設した自身のブランドは、今では世界60ヶ国、200店舗へと成長し、売上高は10億ドルに近づきつつあるとのこと。Louis Vuittonでの16年間を経て、今後は自身の「帝国」を次のレベルに押し上げるために集中するという話が(LVMH傘下のSephoraとのパートナーシップで開始された)Marc Jacobs Beautyなどの話題を交えて記事中で展開されています。マークは、ブランド・ロゴや商品の包装、ショッパーからブティックのインテリアまでをもリデザインするといったことを視野に入れ、近年、勢いを失っているハンドバッグ・ビジネスの復活とシューズ・ビジネスの確立を考えているようですね。

Miley Cyrusをフィーチャーした14SS AD Campaignでは、Juergen Tellerではなく、David Simsをフォトグラファーに起用したことが話題となりましたが、これはJuergen TellerがMiley Cyrusを撮りたくなかったというのが理由になっています。マークによれば、ユルゲンと意見が合わなかったのは今回が初めてとのことで、昔の自分であれば意見のすれ違いを我慢したでしょう、とのこと。更に、「今回の決定を真面目な顔で(ビジネス的な)「戦略」である、とさえ言うことができません。我々は本当に直感的で衝動的です。」と話していますが、16年間の協力関係にあった中での今回の選択は(変化を厭わないという意味で)大きな決断であったと言えるでしょうか。

2000年に誕生したディフュージョン・ライン"Marc by Marc Jacobs"のクリエイティヴ・ディレクターに昨年5月に昇進したKatie Hillierと彼女がデザイン・ディレクターに起用したLuella Bartley。Katie Hillierは、マンハッタンにあるMarc Jacobsのオフィスで働くのではなく、Marc by Marc Jacobsのデザインスタジオをロンドンに遷すことを決定。この決定は二人が英国人であることが大きく起因している感じですね。そして、Luella Bartleyの夫はフォトグラファーのDavid Simsなのですが、14SS AD Campaignを彼が撮ることになったのものこの辺が絡んでいたりするのでしょうか。

マークによれば、ディフュージョン・ラインのブランド名が"Marc by Marc Jacobs"から他の名前に変わるとのこと。そして、将来的にメインラインのコレクションをニューヨークからパリに遷すといったことも選択肢として無くはないと話しており(どこまで本気かは不明ですが・・。)、IPOなども含めて今後の展開が気になる感じになっていますね。