This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

Samba saravah sakura

画像はこちらの映像作品から。
パパ・ママが我が子の写真や映像を撮るという文化がありますが、この作品もそのカテゴリに属するものです。ただし、クオリティがとても素晴らしく、季節も春ということで今の時期に合っており、見ていてとても心地の良い映像作品になっています。こういった映像はコンテキストを共有している家族や親戚、知人といった範囲内でのみ楽しめるものになりがちですが、一つの映像作品として成立しており、多くの人が楽しめるものになっていますね。音楽も映像によく合っていて良い雰囲気を出しています。

同じ作者の方で他に良いと思った作品は、こちらの映像のラスト1分間の作品や、こちらのハワイの作品。いずれも音楽と映像のシンクロ率が高くて好きですね。

YouTubeでいろいろと個人制作の作品を見たりしますが、(アクション)カメラやジンバルの進化(あとはドローン等もそうでしょうか。)、それに加え、PremiereやDaVinci Resolveといったソフトウェアの進化が映像作品全体のレベルの底上げをしているというのは感じます。先日、パシフィコ横浜で行われたCP+でいろいろ見て思ったことでもありますが。
ただ、作品群の平均値が上がったとしても胸をザワつかせる作品というのは一握りだということですね。技術の進化によって映像が手軽に撮れ、綺麗になっていくことや、カラグレが簡単になっていくといったこととは異なるところに何かがあるということなのでしょう。

posted by PFM