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Interview with Rei Kawakubo about "Orlando" by Vanessa Friedman

12月8日にウィーン国立歌劇場で開幕したオペラ"Orlando"のコスチュームデザインについて、Vanessa Friedmanがメールで川久保玲にインタヴューをしたようですね。

川久保にコスチュームデザインの話があったのは今年の5月とのこと。クリエイティヴな女性たちからの依頼であり、Olga Neuwirthは数少ない女性作曲家の一人でウィーン国立歌劇場でオペラを行う最初の女性であるというのが興味深かったようです。そして、Virginia WoolfとBloomsbury Circle、特に"Orlando"は時間と性別を無視するという主要な概念のために常々興味を持っていたと話しています。

6月のComme des Garcons Homme Plus、9月のComme des Garconsのコレクションのテーマが"Orlando"であったのは、時間がなかったからのようですね。オペラでは出演者に36、コーラスや他のグループのために106の衣装が必要であり、残念ながらゼロからオペラのためにコスチュームデザインをすることは無理だったとのこと。よって、オルガに進行中の2つのパリコレクションのテーマを"Orlando"にすることを条件に出したようです。

例えそれがオペラの文脈であったとしても、いつものように新しいものをつくりたかっただけ、と今回のコスチュームデザインの目的について川久保らしく話しています。服はストーリーを語り、感情を表現する、と。

そして、性別を含むあらゆる一般的な概念と障壁を壊すことにいつも興味があると話し、今回破ったルールは、おそらくコスチュームが台本と演出を考慮する必要があるということと説明しています。つまり、オペラの全体像をほとんど共有せずに今回のコスチュームはデザインされており、川久保なりに各ピースがオペラのステージでどのように連携して機能するかを想像しながらデザインされているということ。オルガもこの提案を受け入れており、クリエイションのシナジーと偶発性に賭けているということになります。

最後の質問として、別のオペラのコスチュームデザインを手掛ける可能性について問われると、おそらくやらない、と答えていますね。