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Rick Owens 20-21AW Men's Collection

Rick Owensによる2020-21年秋冬メンズコレクションのタイトルは、"Performa"。
これはRoselee Goldbergのパフォーマンスアートから名を取ったもので、オウエンスによると今回のコレクションには多くの演劇的要素が含まれているという。

First LookのTyrone Dylan Susmanらが着用しているワンショルダー、ワンレッグのジャンプスーツは、1970年代の山本寛斎によるDavid Bowieの衣装であるが、露出した一部の肌が描くグラフィックに焦点を当てるために服のグラフィックは単純化されている。そして、そのマテリアルはJoseph Beuysのフェルト毛布を用いた作品からインスピレーションを受けたものとなる。

半透明のビニールフードコートにダブルフェイスカシミアのローブとマント。テーラリングは、シャープなハイショルダーと山本寛斎がDavid Bowieのためにデザインしたストライプ・グラフィックの衣装をリファレンスとしたものが目を惹く。ボトムスは、バイカーパンツやワイドパンツがトップスのシルエットに合わせて選択されている。ショーの後半に登場したボリュームのあるコートなどのシルエットは、Le Corbusierが見出したModulorの比率を下敷きにしたもの。

足元を飾るのは、メタルトゥガードとトランスペアレントなヒールが特徴的なプラットフォームヒールに、継続となるVEJAとのコラボレーションによるサステナブル・スニーカー。

使用されているプラスチックは全てサステナブルなものであり、スネークスキンに見えるような素材もフェイクとなっている。これまで多くの有害なものを生産してビジネスをしてきた自分がサステナビリティやエコロジーについて今さら話すのは偽善であると吐露しつつも、そのような努力は反響を呼び、将来的に人々を動かし、この世界に良い影響を与えるのだとオウエンスは話す。

極端なシルエットはパフォーマンス的であり、彼のシグネチャーであります。インパクト重視でありつつも、アイデアに火を適切に通して料理されていたのが彼らしい感じでしたね。今回は少しBowieに引き寄せられ過ぎているコレクションではあったかなとは思いますが。

via vogue.com wwd.com vogue.co.uk businessoffashion.com tFS