Invisible Moment *//INCIDENTAL VANISHING STARS//
20061010 0217
hole in my heart*0

ミヒャエル・エンデのエンデのメモ箱という本の中にムカデとカエルの話が出てくるらしい。この寓話自体は以前どこかで聞いたことがあった。大雑把に書くとこんなお話。
ムカデは器用にその多くの足を動かして歩くが、それは特に意識してやっていることではない。それを見たカエルがムカデに「どうやってそんなに多くの足を動かしているんだい?」と問う。ムカデはその質問で初めて自分が普段、無意識的にそれをやっていることに気が付く。そしてその質問の後、もうムカデは器用に歩けなくなってしまった…。
日常の中で、意識していないことを意識せざるを得ない状況に追い込まれると、それはもうできなくなってしまうような気がする。生きるってこともそんな感じがするな。なんとなくこのまま世界が続いていくような気がしていたけれどそんな訳は無く、その日は確実に近づいてくるというか。TVもなんとなく小さい頃から見ていたけれど、大半がもう子供っぽく、チープにしか見えなくなってしまった(って書くと何様だって感じだけれど)。そんなことは意識せずになんとなく暮らしていた方が幸せのような気もする。とある映画に出てきた、青いカプセルか、赤いカプセルかという選択にも似ている。
勉強や学習といったものは意識しなければできないことを無意識的にできるようにすることだ、ってどこかで読んだことがある。それは、実力とは再現性があるかどうかってことと同じだと思う。再現性…数値化できそうにないものや目に見えそうにない感覚的なものを追いかけていると、手元に何も無いのでこの辺はとても不安になる。つくっているものをサーバにアップした時、ポッカリと空いてしまうこの感覚は何なんだろうなと。もうコイツとさよならしなくちゃいけないからなのか、よくわからないけれど。ほんとに自分がこれつくったのかなって。psdファイルのレイヤーを眺めながら思う。またここまで来れるかなって、もっと先まで行ってみたいなって…。
何を書いてるのか、何が書きたいのか、よくわからなくなってきたので今日はもう、おしまい。


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