This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

Rainbow Bridge - Architectural Silence // SONY RX100M6, PILOTFLY C45, DaVinci Resolve Studio

以前から撮りたかったレインボーブリッジの映像をアップしました。序盤の高架のシーンは前からやりたかったものです。

いくつかのカットをよく見ると鳥が映っているのですが、もっと群れで飛んでくれたら良かったのに、といった感じですね。といっても撮影中は鳥の存在にあまり気付いていなかったりしますが…。意図しなかったものまで映っているのが実写映像らしいでしょうか。

写真を撮っていると映像のような写真を撮りたくなるのですが、逆に映像を撮っていると写真のような映像を撮りたくなる不思議な感覚があります。写真は時が止まっているのでそこに時間の連続性を与えたくなり、映像は逆に時間が流れているのでその時間を止めたくなる感じというか。表現手法のクロスオーヴァーはよくある話ですが、きっと人は手が届きそうで届かないものに手を伸ばす、ということなのかなと。可能性(という名の幻想?)をそこに見ているといった感じでしょうか。

Movie: SONY RX100VI(DSC-RX100M6) + PILOTFLY C45 + DaVinci Resolve Studio

少し前にSONY RX100VI(DSC-RX100M6)とPILOTFLY C45をなんとなく購入し、映像をYouTubeにアップし始めています。映像をまともに制作するのは初めてなので、いろいろと手探りですが…。
編集はAdobe Premiereに月額料金を払うのが嫌だったので、DaVinci Resolve Studioを使っています。無料版のDaVinci Resolveではノイズリダクションや4K映像等が扱えないので、有料版のStudioにしました。オンラインでその場でライセンスキーが買えなかったのがちょっと…という感じでしたが。

自分が写真撮影に使っているα9は映像用途には不向きなので、とりあえずコンパクトカメラとしても使えそうだったRX100M6を買ってみた次第です。M5に比べると望遠側が200mmまで伸びたのは、撮影時にロングショットができるので便利で面白いですね。代わりにF値が2.8からと暗くなっているので、ボカしたい人はRX100M5A等の機種の方が良いかもしれません。

NDフィルターはKenkoのバリアブルNDX 82mmをLensmateのアダプターにステップアップリングを用いて付けているのですが、ジンバル(PILOTFLY C45)に載せて望遠端で撮影しようとするとバランスを崩すので注意が必要です。PILOTFLYのSimpleBGCでそれなりにパワーを上げて騙しながら使っていますが、モーターにはあまり良くないような気がします。といっても常に望遠端で撮影している訳ではありませんが。
Kenko以外のK&F Concept等には52mm径の可変NDフィルターがありますが、品質が悪そうなのが気になるところ。ちなみにRX100M6は内蔵NDフィルター機能が無くなっているのも地味に辛いです。

RX100M6で撮影しているとやはり欲が出てくるもので、フルサイズ機が欲しくなりますね。画質の面でもそうですが、4Kで撮影しているとバッテリーもあっと言う間に無くなりますし…。α7SIIIのスペックが個人的に気になっているのですが、BMPCC4KのRAW撮影の話やLマウントアライアンスのPanasonicのフルサイズミラーレス機の噂などを読んでいると、それらに比肩できるようなものを小型のボディで実現できるのかが気掛かりです。
写真をLightroomで現像するように映像もカラグレしたいので、暗所性能や手振れ補正の向上、8Kといった高解像度化よりも12bitRAWで内部収録できた方が個人的には良いのですけれど。