This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

待ち人来たり


今も昔も被写体はあまり変わらない気がする。
蛍光灯がキレイ。

MATSUYA GINZA
光を写したり、描いたり、PCじゃなくてもそうだけどやってることはそういうことなんだよなと。
朝焼けの写真から感じるピンと張った空気と空の鮮やかさ、夜のモノクロ写真から感じる光の暖かさ。気温が低い時の写真はそんな雰囲気(ムード?)を持っているんだった。

SONY Cyber-shot DSC-T10

GINZA WAKO

Dior
気が付いたらデジカメを買っていた。なぜなのかはよくわからない。
時間の無い日常の中で、なにか生産的な活動がしたかったその欲求の帰結がこういったカタチで表出したのだと思う。デジ一ではなくコンデジという選択が齎す利便性の魔力は素晴らしい。
…というわけで、昨日・今日と渋谷・銀座辺りを散歩してきたのであった。

冷たい秋

暖かい照明の静かな場所でお酒を飲みながらの会話。アルコールが少しずつ感覚をズラしていく。それを自覚しながら雰囲気を楽しみ、時間がゆっくりと流れていく。そんな贅沢な時間の使い方。一通り会話が一周した頃、酔いが回り寝始める人が出る頃、それぞれがそれぞれの席の近くの人たちと別々の会話をし始める頃。その会話をぼんやりと聞きながら、なんとなくこの不思議な時間の流れについて一人思う。
聞こえてくる会話は、中学や高校時代に放課後の教室でグラウンドから聞こえてきた野球部やブラスバンド部の練習の音に似ている。遠くで何かが起こっている感覚。夏の空の積乱雲や時雨も、何かが起こっていることを教えてくれる。光る空と草木に降る雨をぼんやりと見ているのもいい。当事者ではなく、客観的な観測者としてその状況を眺めているのが「世界は確かにそうなっている」と感じさせ、不思議な気分に浸れる。映画でも音楽でも、終わったあとの余韻が大切。
空が明るくなり始めた頃、道路工事のクレーンを見上げながら信号待ちをする。酔った肌を朝焼けの空気が舐め、冷たい秋の存在を知った。楽しい時間はいつも早く過ぎる。モスコミュールの氷はいつもより早く融けていく感じがした。

No title

・最近よく検索窓を見るような気がする。いろいろなトコで。以前から見るといえばそうだけど。流行なんだろうか。
これちょっと欲しい。8Gモデルがあればよかった。
・放送禁止っていう番組をチラッと見たけれど、トワイライトシンドロームを思い出した。あれも面白いゲームだった。
面白い文章だと思った。レヴィ=ストロースって久しぶりに聞いた。「構造と力」を読み直したくなってきた(笑)
・だんだん寒くなってきている。もう冬が近いんだなと。

遠くて近い 私と月

ある人が、子供に将来の夢を聞いたら、なぜ職業をあげることになってしまうのだろう…と嘆いていた。夢というのは、もっと大きな意味で生きがいとなるものではないだろうか。(中略)夢は目標じゃない。大切なのは結果よりも、夢を叶えるため、夢を見続けるために、何を思い、どう行動したか…。その過程が人間性を深めていく。

駅においてあるmetropolitana/October 2006 vol.46より。なんとなく引用メモ。
全然関係ないけど、グラフィックやイラスト、ファッションフォトなどに特化したフリーペーパーがあったら欲しいなって思った。SAL MAGAZINEはもう終わってしまったっぽいし。

New PC

新しいPCがDELLから届いた。
かなり快適になった。静かだし。でも、問題はディスプレイ。CRTが絶滅しているので、液晶でそれなりの画質を追及すると、NANAOのL997あたりになってしまう。値段が高い。なんとかならないものかなぁと。最終的にもっと安いの買ったけど、液晶はとても微妙。キャリブレーションの問題なのかな。ま、しょうがない。PCやディスプレイが高性能になっても、自分が成長しないと意味無いだろうし。極細ポッキーを食べながら、そんなことを思った。

hole in my heart

ミヒャエル・エンデのエンデのメモ箱という本の中にムカデとカエルの話が出てくるらしい。この寓話自体は以前どこかで聞いたことがあった。大雑把に書くとこんなお話。
ムカデは器用にその多くの足を動かして歩くが、それは特に意識してやっていることではない。それを見たカエルがムカデに「どうやってそんなに多くの足を動かしているんだい?」と問う。ムカデはその質問で初めて自分が普段、無意識的にそれをやっていることに気が付く。そしてその質問の後、もうムカデは器用に歩けなくなってしまった…。
日常の中で、意識していないことを意識せざるを得ない状況に追い込まれると、それはもうできなくなってしまうような気がする。生きるってこともそんな感じがするな。なんとなくこのまま世界が続いていくような気がしていたけれどそんな訳は無く、その日は確実に近づいてくるというか。TVもなんとなく小さい頃から見ていたけれど、大半がもう子供っぽく、チープにしか見えなくなってしまった(って書くと何様だって感じだけれど)。そんなことは意識せずになんとなく暮らしていた方が幸せのような気もする。とある映画に出てきた、青いカプセルか、赤いカプセルかという選択にも似ている。
勉強や学習といったものは意識しなければできないことを無意識的にできるようにすることだ、ってどこかで読んだことがある。それは、実力とは再現性があるかどうかってことと同じだと思う。再現性…数値化できそうにないものや目に見えそうにない感覚的なものを追いかけていると、手元に何も無いのでこの辺はとても不安になる。つくっているものをサーバにアップした時、ポッカリと空いてしまうこの感覚は何なんだろうなと。もうコイツとさよならしなくちゃいけないからなのか、よくわからないけれど。ほんとに自分がこれつくったのかなって。psdファイルのレイヤーを眺めながら思う。またここまで来れるかなって、もっと先まで行ってみたいなって…。
何を書いてるのか、何が書きたいのか、よくわからなくなってきたので今日はもう、おしまい。

Sixpence None The Richer

Kiss Me
公式とは違うPVがあった。聴いていると、昔の楽しかった頃のことを思い出して切くなる曲。壊れそうで儚くて、上手く言葉にできないけど、そんな夢みたいな…。昔の良い思い出ってのは、甘い夢みたいなものなんだなってなんとなく思った。

…って書いてから何か引っ掛かっていて思い出したのが、The Cardigan'sのLovefoolだった。そのあと何故か、Tahiti 80のHeartbeatで、そのままNew Orderの60 miles an hourへ。どの曲も有名過ぎるけど、とりあえず。Tahiti 80つながりで、Laurent FetisElisabeth Arkhipoffにリンク。New Orderのは、Colonel BlimpのBlue Source.少し前に書いた、Basement JaxxのTake Me Back To Your Houseは、同じくColonel BlimpのDougal Wilsonのようだ。新しく入った、Kosai Sekineってこの方でいいのかな。日本人のようだ。
あと、こんなサービスもあることを知った。まだベータ版だけど。

Musical

5% FAT
ここで知った。My Fair Lady(Audrey Hepburn)とかサウンド・オブ・ミュージックとか。見ているだけで楽しくなるのは結構好き。My Fair Ladyは衣装や美術が抜群に良いのでおすすめ。

鉄コン筋クリート
trailerが見れる。完成度すごそう。そういえば、鉄コンはずいぶん昔から映像化されるされると言われ続けて来た気がするなぁ。trailerで見た感じだと、描かれてる街がノスタルジーテーマパークっぽい印象を受ける。藤原カムイの福神町綺譚や帝国少年もそうかな。あぁ、千と千尋もそうか。なぜかこういう世界観は「小さな世界のある出来事」っぽい印象を受ける。不思議だ。

arcipello's deviantART Gallery
攻殻のリアル素子の絵がすごい。
Roboto-kun on deviantART
巧い。
deviantARTってサイトはGO!GO!銃タンクで知った。

No title

DEATH NOTE
作画が良かった。第一話だからかもしれないけど。モンスター(浦沢直樹)みたいな感じで進行するのかな。アクションはないだろうし。絵は影が濃い。そういえばマッドハウスはいつもこんな感じか。今敏とか。影で思い出したけど、絵を見るときにペンの入りと抜きは結構気にして見る。完全にPCで描かれたっぽい絵でも入りと抜きがハッキリしてると変な感じがする。

FFXIII
映像作品が見たい。

lowtechson
巧い。