Printempsの"Noel, Reves d'Evasion"(英語で"Christmas, Dreams of far away"の意。)と題されたChanelによる今年の企画は、東京を含む世界各地をモチーフにした11のウィンドウ・ディスプレイから成るもののようですね。今回ピックアップされたそれぞれの国の都市はChanelがMetiers d'ArtとCruiseでコレクションを開催した地に紐付けているようで、写真はこちらやこちらで見ることができます。東京はずいぶん簡素な感じがしますが、、PARISのカールをモチーフにした人形はJean-Claude Dehixによるものとのことです。
過去のFASHION'S NIGHT OUTは平日開催ということで参加したことがなかったのですが、今回は土曜日ということもあり、しかも通常とは違ったスペシャルエディションでの開催だったので初参加してみました。日本のために多くの業界関係者が来日してくれたということもあるので、折角なので写真と共にレポートを書いておきます。
まずは18時からのDior hommeでのKris Van Asscheのイベントから。内容は12SSコレクションのレザーブレスレットを30個限定で先行生産し、購入者は優先的にクリスのサインが貰えるというもの。ちなみにブレスレット以外のアイテムを購入してもサインを貰うことはできました。
クリスのサインは縦に長いのが特徴的で、ハートのマークも描いてくれてましたね。左手でサインを書いていたので、どうやら彼は左利きだったようです。
その後、Dior 4Fのイベントスペースへ移動。
会場には"ENFOLD/UNFOLD" by Willy Vanderperreのムービーと写真の展示がされており、ここでちょっとしたトークイベントがありました。司会はクリス・ペプラーで、登場したのはCondenast InternationalのJonathan Newhouseを始めに、Emmanuelle Alt、Seda Domanic、Nicola Formichetti、Kris Van Assche、そして、冨永愛と土屋アンナ。
From left to right:
Chris Peppler, Anna Tsuchiya, Ai Tominaga, Kris Van Assche, Nicola Formichetti, Emmanuelle Alt, Jonathan Newhouse, Seda Domanic.
最後にFASHION'S NIGHT OUTのTシャツに各人がサインをしたものが抽選で当たるという企画があり、これにてDiorでのイベントは終了となりました。
外に出ると雨が降り出していたのが少し残念でしたが、この後は表参道ヒルズでFASHION'S NIGHT OUTのクロージング・セレモニーを挟んで、南青山のLe Baron de Parisでアフター・パーティーがありましたね。自分は少しだけいて途中でタクシーで帰りましたが、Anna Dello RussoやNicola Formichettiなど、こちらも多くの関係者が来ていました。
画像はFNOのパンフレットから。WWDでも来日するデザイナーやエディターの話が報じられていますね。Dior hommeのKris Van Asscheの件は直前に決まったためか、まだ報じられてなかったりしますが。
来日予定のVogueのエディターは、
Anna Wintour(USA), Emmanuelle Alt(France), Christiane Arp(Germany), Franca Sozzani(Italy), Yolanda Sacristan(Spain), Alexandra Shulman(UK), Victoria Davydova(Russia), Rosalie Huang(Taiwan), Eva Hughes(Mexico and Latin America), Paula Mateus(Portugal), Angelica Cheung(China), Kirstie Clements(Australia), Anaita Adajania(India), Myung Hee Lee(Korea), Seda Domanic(Turkey), Anna Harvey(Brasil/Greece).