それで自分は、良いなと思ったスニーカーがあったので購入しました。通常時のセールではないので、そこまで混雑していなかったのが良かったですね。そもそも人混みの中には行く気がしないですし。ちなみに2Fでも一部商品が価格を下げて売られていました(ここではCOMME des GARCONSの「CRYSTAL JOURNEY」が気になりましたが)。あと、帰りに寄ったBARNEYS NEW YORKでも一部のアイテムが値下げをしていましたね。
どの企業も先が見えない経済不安の中で、打てる手を先に打っているといった感じでしょうか。世界的に見れば相対的に日本の企業はまだマシな状況にあると思いますが、未来のことは誰にもわからないな・・と思った、少し風の強い、良く晴れた日の休日でした。
先日AdobeのCreative Suite 4の発売が発表されましたが、あまりヴァージョンアップの必要性は感じませんでした。Flashに関しては結構変わっているようでしたけれど。
Photoshopに関して言えば、物理演算ができるようになって絵の具をカンバスにぶちまけられるとか、時間の概念が付加されて塗った色が劣化していくとか、色がカンバスに染み込んで滲んでいくとか、そういった方向に進化していくと面白いかなと思っていたりするのですが。つまりは、偶然性を(アンドゥを使いながら)繋ぎとめていくような作品が作成できるってことですね。でも、偶然性や不確実性は計算式での算出がとてもヘビーなので、まだまだPCの世界には持ち込み辛いのだろうなと思います。この辺は家庭用TVゲームやPCゲームの世界に似ていますね。でも、それらを実現できたとしてもある有限集合内のパズルゲームであるということに変わりは無いと言えばそうなのですけれど・・(人間がその有限性を認識できなければそれは有限集合と呼ばない気もしますが)。でも、もし仮にそれが有限集合だったとしてもそれ自体はあまり問題ではないような気もします。個人的に問題となるのは「関係性」なのかなと思っているので。これはアートやそれに限ったことではないですけれど。「関係性」については、コンテンツの消費のされ方を見ていると分かり易いですね。「関係性」は、「文脈」という言い方もできるでしょうか。
Rasmus Faberのアルバムがもうすぐ発売されるのですが、先行配信されているAre You Readyという曲がかなり良いですね。イントロから始まるピアノが流麗でとても気持ち良いです。myspaceで試聴することができました(3曲目のAre You Ready Classic Album...をクリック)。
independent.co.ukにSonia Rykielに関する記事が出ていて、Karl Lagerfeldのポニーテール、Anna Wintourのボブ、そして、Sonia Rykielのcrimped mane of bonfire red hairといった話から先日の40th Anniversary Collection、Queen of Knitsと呼ばれるまでの経歴が書かれていました。その中で個人的に気になったのが、「キャットウォークでモデルが元気よく見えることを奨励する数少ないデザイナーのうちの1人」と書かれていたこと。キャットウォークに関しては、"I say smile, look happy, pick a man in the audience and look at him like this,"と発言しているようですね。
11.20からパリのLes arts Decoratifs(装飾美術館)でソニア・リキエルのExhibitionが開催されるとのこと。ちなみにオフィシャルサイトでは先日のコレクションのダイジェスト映像を見ることができるので、未見の方はチェックしてみると良いかもしれません(トップページの40e ANNIVERSAIRE. VOIR LA VIDEO DES COULISSES DU DEFILE PE 2009をクリック)。