I'm fascinated to have brought an iceberg from Sweden. Even though it's in pieces, it's 30 tons, which came in I don't know how many trucks, and sculptors worked in that box almost a week. It's fascinating. It had never been done, and it won't be done again soon.
- Is everything real or fake?
Real fakes. All the fur is fake. But the designs are real, and I hope it's real fashion. But "fake fur " is a derogatory term. In that case, our tweeds are fake, because most Chanel tweed isn't woven but embroidered. There's a better term.
- For this fur.
Costume fur.
- Costume fur!
You say "costume jewelry" for fake jewels... "Costume fur" means it's imaginative. It's a fantasy. That's the term, not "fake fur", which is degrading.
- A great deal of attention to the jewelry...
Yes, I found the theme was a lovely pretext. Icicles are beautiful. Like rock crystal. I love those materials. Don't forget, I'm from the north. It's familiar to me.
- Those tweeds woven with fur made me think of rocks, of moss, of snow suddenly giving way, revealing a rock. There's so much work on fabrics.
Yes, but it seems natural and spontaneous to me. I'm glad you see it that way, but imagine if I said it to you.
- Boring. Redundant, didactic.
I make collections, period. I'm glad you see what I'd like you to, but I won't spell it out.
- Everything is short, except the last two dresses. Did you want to make it short, graphic, modern, mobile?
Yes. Length is no longer an issue. Have you heard journalists discuss sleeve lengths?
- No.
Me neither. After all, arms and legs... That's how it is. Nothing is new. It's not the New Look era, when length could be sensational. Today, you wan't short, you want long, you want mid-length. It's up to you to put it in a modern context, but not hope it will create a "fashion sensation". It won't change the world.
- It's about movement.
It's key in life.
- A crazy-cool collection?
The designer.
- Crazy-cool designer?
If you use your "crazy cool" positively, you can get good results.
メンズ館の2Fで気になったのは、Nicolas Andreas Taralis, BALMAIN HOMME, T by Alexander Wangなど。BALMAINは今シーズンから伊勢丹でも取り扱いを始めたのですね。Nicolas Andreas Taralisはシャツがちょっと気になる感じ。T by Alexander Wangは初めて実物を見ました。
3FではGivenchyがYves Saint LaurentとLANVINの間に場所を移動していましたね。そして、空いたスペースにはThom Browneが入っていました。
Lunch with Karl via fashionologie こちらで写真がいくつかアップされていましたが、Karl LagerfeldがニューヨークでChanel 10-11AW AD Campaignの撮影をしていたようですね(FendiのADもニューヨークで撮っているようですけれど)。モデルは事前に報道されていたように、Freja Beha ErichsenとAbbey Lee Kershawの模様。
また、5月に行われるChanel 2011 Cruise Collectionで披露される短編映画の話題も出ていて気になるのですが(Andre Leon Talleyは流石に情報が早いですね)、コレクション自体は5月11日(via fr2day.com)にフランスのサントロペで行われるようです。ちなみにこの時期はカンヌ国際映画祭があるのですが、今年の日程は5月12日から23日までのようですね。
David James - Out of print! via F.TAPE
PradaのAD CampaignやShow Invitationのアート・ディレクション、AnOther Magazineのクリエイティブ・ディレクターなどを務めるDavid Jamesの1988-2010のWorksを年代順に見ることができるデジタル・エキシビジョン。5月15日まで。
Marc JacobsによるLouis Vuitton 10-11AWコレクション。
ルーブル中庭の噴水の周りをウォーキングする形で行われた今回のコレクションのテーマは、"And God Created Woman"。サウンドトラックも1956年のBrigitte Bardotの同名の映画から引用し、50年代の雰囲気をベースに、レトロで甘く、ノスタルジックに描かれる女性像はとてもロマンチックでしたね。
Pradaのコレクションでも見られた女性の曲線美"Curvy"への言及がLouis Vuittonでも多く見られたと思います。モデルのキャスティングに関してはthe CutやModeliniaで詳しく書かれていますが、Marc Jacobsの"I wanted a variety of ages and sizes. We set out to cast gorgeous women, women who feel happy to put their make-up on, get dressed up, get all their accessories."という発言にもあったようにVictoria's Secretからの起用もありつつ、年齢層のレンジも広く、多様性を持たせたキャスティングになっていましたね。
彼のラストコレクションの細かいディティールや靴やバッグなどに関しては、fashionista.comでアップされていた映像が参考になるので、こちらも是非。今回のコレクションが販売されることは無いようですが、いくつかの雑誌のエディトリアルには登場するような話が出ていますね。Lee Alexander McQueenのアシスタントとして16年間働いたSarah Burtonを含むデザインチームが、今後は同ブランドを続けていくようです。
Karl LagerfeldによるChanel 10-11AWコレクションは、スウェーデンから氷山をGrand Palaisまで輸送しての開催。250トン前後あったようですが、Chanelは他のメゾンと比べるとコレクションのスケール感が違いますね。ショーのインヴィテーションにはKarl Lagerfeldによる北極グマのスケッチがあったようです(写真はこちら)。
コレクションは、"It's not global warming, it's global-cooling!"というKarl Lagerfeldの発言にもあったように地球温暖化の意識もありつつ、また、スウェーデンのアイスホテルもイメージとしてあったようです。tFSでは氷山をパリまで輸送している時点でエコじゃないよね、といったコメントもあって確かに・・と思わされましたが。ちなみにアイスホテルに関しては、カール自身は行ったことが無いとのこと。
最後に少し気になる話題として、10-11AW AD CampaignにはAbbey Lee Kershawと引き続きFreja Beha Erichsenが起用されるとfashionwiredaily.comで書かれていますね。fashionologie.comも引用して記事を書いていましたが、真偽はどうなのでしょうか。
Stefano PilatiによるYves Saint Laurent 10-11AWコレクション。
LCD Soundsystemのライヴ演奏をBGMに行われた今回のコレクションは、全体的にとてもシックでレトロ・クラシカルな雰囲気がありましたね。シンプルなシルエットでコンサバティヴといえば確かにそうなのですけれど、聖職者的な静寂さがある服(女性像)がYves Saint Laurentらしくてとても好きです。宗教性に関して言えば、今回はStefano Pilatiの意識の外側にあったようですけれど。
John Galliano 10-11AWコレクションは、モンゴルなどの遊牧民からインスピレーションを得ての展開。中東やアジアなど、いろいろMixされていてノマディックでトライバルな雰囲気がありつつも、基本的にはティピカルなJohn Gallianoだったと思います。方向性はウェアラブルな感じですね。インパクトのあるショーライクなLookもいくつかありましたけれど。
川久保玲よるComme des Garcons 10-11AWコレクション。今回のコレクションのテーマは、"Inside decoration"。
多くのレビューにおいて、1997年春夏コレクションの"lumps and bumps"が引き合いに出されていましたね。答えの無い抽象性の高いクリエイションは、自分の心の中を試されているような気がして見ていてとても面白いです。
栗原たおによるTao Comme des Garcons 10-11AWコレクション。テーマは、"Flowing Journey"。
何か特別な目的地があるというよりは、流れ湧き出る思考の断片の旅行といった感じでしょうか。全体的なクリエイションのトーンは、ティピカルなComme des Garconsでしたね。でも、川久保玲よりも若さと少しファニーな可愛らしさがあるのが、Taoらしくてチャーミングだと思います。
Ann Demeulemeester 10-11AWコレクション。
ファッションウィークもここまで来るとため息しか出ないようなコレクションが多いのですが、今回のAnn Demeulemeesterもその一つ。ファムファタルでダークな強さとフラジャイルで儚い繊細さが共存し、ポエティックな女性像を描くクリエイションは素晴らしいの一言ですね。
Rick Owens 10-11AWコレクション。
"It's always a sect - I wanted them to look strong and disciplined, like glamorous nuns,"というRick Owensの発言にもあったように、テーマは修道女。style.comでも書かれていましたが、これは今回のコレクションのテーマというよりはRick Owensのクリエイションのベースとなる考え方ですね。
Nicolas GhesquiereによるBalenciaga 10-11AWコレクション。
10SSの雰囲気を継続しつつ、そこにNicolas Ghesquiereの得意とするフューチャリスティックなトーンを加えての展開。コレクションは、Irving Penn, Cindy Sherman, Dominique Gonzalez-Foersterなどからの影響も受け、ランウェイのフロアはStanley Kubrickの2001: A Space Odysseyをモチーフとしていたようです。
Frida GianniniによるGucci 10-11AWコレクション。
"I've grown up. It's more mature clothes for more mature women, because that's what I am,"というFrida Gianniniの発言があったように今回はナイトクラブといった雰囲気からは距離を置き、過去のGucciをリファレンスとしたシンプルでプレーンな方向へシフト。メンズと同じく少しリラックスして、やり過ぎない、大人な感じ。個人的に好きな雰囲気です。
カラーパレットは、アイスグレーやキャラメル・ベージュ、ブラックにワインレッドなど。ジャケットやパンツ、ドレスにコート、そして、足元のタイハイ・スエードブーツなどの表情はとても滑らか。テーラリングに関しては、"Tailoring borrowed from a boyfriend's closet,"とのこと。とてもわかり易いですね。
ファーを使ったLookが多くあったのも特徴的で、デイウェアではさり気無く使われていて個人的に好印象でした。あと気になったのはサングラスと、パンツやバッグにあしらわれていたロゴ(originally designed in 1973)でしょうか。イヴニングのパイソン・レースやオーストリッチ・フェザードレスも面白かったですね。