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Best type of configuration for Creative Fashion Brand

ブランドの組織構成に関するBoFのアーティクルがまとまっていて面白かったので、簡単に。

最近のクリエイティヴ・ディレクターはコレクションをデザインするに留まらず、公の場に出ることからソーシャルメディアまで責任範囲が拡大しています。過去、BurberryにChristopher Bailey、Guy LarocheにAlber Elbaz、LacosteにChristophe Lemaireといったヘッドハントを行ってきたヘッドハンターのFloriane de Saint Pierreによれば、「物語を語ること」から「物語をつくること」が求められるようになっているとのこと。ブランドを次のステージに導くためには、そのブランドに社会的なステートメントを定め、それを視覚的に表現することができる"creative thinkers"が必要であると話しています。
成功したブランドには常に明確な目的がありますが、それを定めるのは一体誰の役割なのか?

CEOとクリエイティヴ・ディレクターを一人の人間が兼任するという実験がBurberryで失敗する間、Alexander Wangは同じモデルを採用しました。右脳と左脳の両方が優秀な個人を必要とするこのアプローチはとても挑戦的です。過去の成功事例としては、AppleのSteve Jobsが挙げられるでしょう。基本的にクリエイティヴ・ディレクターがCEOを兼任しなければならないということはありませんが、ジョブズのように会社のファウンダーである場合は例外としてあり得ます。ファッション・ブランドで言えば、パートナーのSergio Galeottiの死後、30年以上に渡ってビジネスを成功させてきたGiorgio Armaniのような例があります。
パブリック・カンパニーであるBurberryにおいてChristopher Baileyは四半期毎に株主とフィナンシャル・アナリストからプレッシャーを受けましたが、プライベート・カンパニーであるAlexander Wangにはそれが無く、ワンが優秀な人材を自分の周りに置くことができれば企業規模的にもCEOとクリエイティヴ・ディレクターを兼任することが可能でしょう、とコンサルタントのKaren Harveyは話しています。

CEOとクリエイティヴ・ディレクターがペアとなる最も伝統的な構成。最近の例では、GucciでのMarco BizzarriとAlessandro Michele。歴史的には、Pierre BergeとYves Saint Laurent、Giancarlo GiammettiとValentino Garavaniなど。BurberryはMarco Gobbettiを指名することでベイリーがクリエイティヴに集中することができるようになることを望んでいるようです。
しかし、優秀なクリエイティヴ・ディレクターとCEOがペアで組むことは簡単ではありません。Jil SanderとPatrizio Bertelliのように関係が劇的に壊れてしまうこともあります。

ウィメンズ、メンズ、ジュエリーといったようにクリエイティヴ・ディレクターを各分野ごとに別々に配置する構成。Diorのような巨大なラグジュアリーブランドで見られるこの構成は、デザイナーの作業負担を分割し、ブランドが各ビジネスを横切る明確な声を持つことを可能にするというメリットがあります。各分野のクリエイティヴはそれぞれ異なりますが、ブランドが保有するハウスコードを支持することになります。
しかし、もちろん各分野ごとに別々のクリエイティヴ・ディレクターを持つことは、ブランド全体で一貫した声とヴィジョンを持つことをより挑戦的にします。一部の顧客を混乱させることもあるでしょう。そしてまた、この構成は創造性のあるデザイナーを苛立たせることもあります。DiorをRaf Simonsが去った理由の一つとして、競合となるGucciやSaint Laurentと比較して自身のコントロール領域が限定的だったことがあると考えられます。究極的にLVMHは、どのようにして一人のブランド・リーダーの下に全てを持ってくることができるか?という他のブランドが直面していることに取り組むことになるでしょう。

最新のアプローチは、正式なデザイン・トレーニングやデザインの経験無しにクリエイティヴ・ディレクターに任命されるケースです。この場合、クリエイティヴ・ディレクターはコレクションをデザインすることにそれほど関与せず、イベントへの出席からソーシャルメディアまで、全てを含むチャネルにおいて強力な視点と話題性を提供することに集中します。
BrioniでのJustin O'Sheaはその良い例です。イタリアン・ファッション・ハウスの形式的なイメージを振り払うためにヘビメタ・バンドのMetallicaをキャンペーンに起用しました。Opening Ceremonyの創業者で、Kenzoの共同クリエイティヴ・ディレクターであるCarol LimとHumberto Leonも同様です。しかし、これらの種類のクリエイティヴ・ディレクターは、プロダクトに関することになると彼らの考えを理解して、新しいコンセプトを調査するために常に他の専門家の助言に頼らなければなりません。

「プロダクトがそのブランドの本質であり、特質であるBrioniのようなブランドにおいて、クリエイティヴ・ディレクターがプロダクト・デザインに関する深い知識を持たない場合、私はいつも心配になります。」とKaren Harveyは言います。「ポジティブなこととしては、彼はブランドの周りに話題性と興奮を生みだすことができます。彼は確かにバズらせることについて全てを知っています。(しかし、)彼がプロダクトをどのようにするかは、まだ定かではありません。」

Tim Blanks sits down with Nick Knight to talk creativity in a connected world

BoFでのTim BlanksによるNick Knightのインタビュー記事ですが、クリエイションに関する部分が面白かったので簡単にご紹介。

フォトグラフィーは既に死んでおり、1980年代後半から始まったデジタル技術の進化によって現代はイメージメイキングの時代になったとNick Knightは話していますね。事実に束縛されていたフォトグラフィーをデジタル技術が解放し、写真を修正することが当たり前のメディアとしてイメージメイキングが登場したということ。我々は種として進化していなければならないと語ります。

James Cameronが映画「Avatar」を実現させた際、テクノロジーが追いつくのを待たなければならなかったと言ったが、Nick Knightは逆に我々がテクノロジーに追いつく必要があると言っているのが面白いですね。そしてそれはファッションの世界にも言えるとのことで、英国の知識階級のファッションはファッションではなく、それらは学生服のような単なるソーシャルコードでしかないと話しています。Nick KnightがInstagramでフォローしている人々は、彼らのイメージでエキサイティングなことをしており、他の人たちは彼らを見てマネをしたくなってしまう、そういったものが彼の考えるファッションとのこと。そして、ファッションにはもはや単純な世界的なトレンドというものは無くなってしまっており、多くの場所で多くの異なることが起きているのだと。それは地理的要因に留まることではないと言っています。

現代のテクノロジーのようなものは、我々の声を表に出すためのただのツールであり、表現の手段であるとのこと。Nick Knightはテクノロジーが本来それほど重要なものであるとは思わないと言い、技術に対して興奮する自分もおらず、カメラも好きではないと話しているのが興味深いですね。
Nick Knightがイメージを描画する時、目を使ってイメージを描画しているのではなく、自身のデザイアによってイメージを描画しており、それは究極的なある種のコネクティヴィティと言える。心で見るものと感じるものを表現しようとすること。対象に対して視覚的ではなく、感情的な接続を行う。それは視覚よりも聴覚に多く関係すると言い、作品に取り組んでいるとき、メロディーを聴いていると彼は話す。つまり、それはシナスタジアのようなもの。

Nick KnightはSHOWstudioでクリエイションのプロセスを公開しているが、それが彼の作品の素晴らしさの謎を解かないとTim Blanksは指摘する。それはとてもスピリチュアルでメタフィジカルな瞬間であるとNick Knightは説明し、イメージを得ようとしているとき、多くのものを取り除き、自分自身を解放してフィジカルではないメタフィジカルな何かをするのだ、と。

Auguste RodinであろうとFrancis Baconであろうと彼らは目にしたものを創ろうとしたのではなく、彼らは感じたものを創ろうとしたのであり、彼らは見ることができなかった何かを創ろうとしていたとNick Knightは語り、Tim Blanksはそれを聞いてクリエイティヴィティとはアルケミー(錬金術)であるとリプライをする。誰もが見ることができるこの世界を切り取り、それを誰も見ることができなかった何かに変化させている。

Nick Knightは作品制作の過程において自分を自身が感じたい何かの方向にプッシュするのだという。そして、それ(感じた何か)を手に入れるまで身もだえしながらイメージを磨き続ける。問題はそれ(感じた何か)を手に入れられなかった時にあると彼は言い、その時、手元には中途半端な作品が残るのではなく、何も残らないのだと。つまり、クリエイションとはガラクタor素晴らしいもののどちらか一方だけが手元に残ることを意味する。そして、その成否は必ずしも自身がコントロールしていないのだと語る。

Nick Knightがここで話している内容は、セレンディピティという言葉で説明できそうな感じがしますね。そして、彼も苦しみながらイメージメイクをしているという吐露は(インタビュー中では自身の未熟さを話していたりもしますが。)、クリエイションの深淵の深さを感じさせるかなと思います。

20 ODD QUESTIONS - Raf Simons

WSJ.comにRaf Simonsのインタビューが掲載されていますね。
一問一答形式で、20の質問に答えています。
以下、ざっくりと書いておきます。

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世界の中でお気に入りの場所の一つは、イタリアのプーリア。
海のそばの家で水平線を眺めるのが好きなようです。

地方と都市のどちらか一方を選ぶとすれば、地方。
彼はアントワープに住んでいますが、村みたいなものだと話していますね。

再び訪れたい場所は、南アフリカのクルーガー国立公園。
普段、目にすることの無い野生動物の世界がラフには刺激的だったようです。

ずっと捨てずに持っているものは、映画「シャイニング」のブラック・プリントがされた黄色のTシャツ。
10代の頃から持っているようですね。

何か1つ願いが叶うなら、人々が連帯することを願う。
誰もが互いに平和であることを望む、とのこと。

最近、好きなバンドは、The xx。
ここ5年で最も影響を受けたグループかも、と話しています。

いまだに聴く古いアルバムは、Kraftwerkの"The Man-Machine"(1978)。
1998年のコレクションが"Kraftwerk"と呼ばれていたと懐古していますね。

20才の自分に何か一つ言えるなら、「あなたがLoveを見つけるとき、それを逃さずに捕まえて、保護してください。それを大切にして、それに集中して、専念してください。」と伝えるようです。
自分が愛するものや人を大事にしなさい、といった感じでしょうか。

理想とする顧客は、特定の誰かではなく、"anyone"。
服をデザインする時、誰か一人のことを考えるのではなく、多くの人々のことを考えてデザインしているとのこと。

いつも身につけているものは、アディダス・スタン・スミス。
たぶん、15から25歳まではスタン・スミスしか履かなかったと話しています。
今ではスタン・スミスをデザインする側ですからね。

インスパイアされる場所は、"everywhere"。
日常生活の中にもインスピレーションを与えてくれるものは多くあるということですね。

お気に入りの映画監督は、キューブリック、トッド・ヘインズ、ヒッチコック。
中でもキューブリックの「2001年宇宙の旅」と「アイズ ワイド シャット」はヴィジュアル的に印象的だったとのこと。

収集しているものは、アート。
15年以上集めているとのことで、Cady Noland, Richard Prince, Cindy Sherman, Isa Genzken, Rosemarie Trockel, Charlie Ray, Robert Goberは、感情的、概念的、視覚的に大きな影響を受けたアーティストとのこと。

メンズのワードローブで最も難しいのは、タイとスーツ。
フィット、スタイル、そして、ファブリックに関して、世の中には多くの悪いスーツがあるとのこと。

愛読書の1つは、Christiane F.の"Zoo Station: The Story of Christiane F."。
1981年の映画も驚くべき演出だったが、書籍はもっと印象的だったとのこと。

最も誇りとしているものは、愛、友情、そして、家族を持つことができるといった単純なこと。
もしくは、飼っている犬の世話をすること。

ファニチャー・デザインの大ファンで、特にフランスまたはスイスのデザイナーが好きとのこと。
Jean Royere, Pierre Jeanneret, Jean Prouve、そして、日系アメリカ人のGeorge Nakashimaを挙げていますね。

いつも旅行に携帯するものは、アントワープのスケートショップで買った"Vier"(オランダ語で数字の4を意味する。)のスウェットシャツ。
フライト中はパジャマが着れないから、とのこと。

いつも一緒にいたいのは、愛犬のLuca(ボースロンのメス)。
まだ赤ちゃんなので、犬というよりも猫や蛙みたいらしいです。

無い方が良いと思うものは、携帯電話。
携帯電話が登場する前は今とは異なる方法でコミュニケートしていたので、美しい何かがそこにはあったとのこと。

Olivier Theyskens relaunch Namesake Collection

Olivier Theyskensがシグネチャー・ブランドをリローンチするとBoFが報じていますね。
2014年春夏コレクションを最後に本ラインに統合されたTheyskens' Theoryから2年が経過しましたが、その間、プロジェクトは静かに進行していたようです。Theoryとの協業中はニューヨークに拠点を置いていた彼ですが、現在はパリに拠点を置いて小さなチームでコレクションを制作し、生産の多くはイタリアで行っているとのこと。CEOはMaximiliano Nicolelliが務めており、Linkedinによれば、Versace、Dolce & Gabbana、Zegna、LVMH等での経験があるようです。

コレクションはパリ・ファッション・ウィークの春夏/秋冬という年2回の伝統的なカレンダーの上で披露されるとのこと。コレクションのプライシングはRTWの上端とのことなので、価格帯は高めで、ラグジュアリーな方向性でいくのでしょうか。リテール戦略としては、スローペースでエクスクルーシヴにスタートさせるようで、マルチ・ブランドを取り扱うパートナーと限定的に組み、持続可能なペースで成長を目指すようです。よって、短期的にはECサイトや直営店の計画も無いとのこと。ですが、それらは常に夢見て、考えるものだとMaximiliano Nicolelliは話しています。

ビジネスとしてはなるべく小さくしてリスクを最小化し、ゆっくりと少しずつやっていく感じが彼らの話からは読み取れますが、コレクションもLook数は少なめになるのでしょうかね。具体的な数字は提示されていませんが、個人的には価格帯がハイプライスというのが少し気になるところではあります。ティスケンスは、「デミクチュールというフレーズを個人的に決して理解できませんでした。」「私のエネルギー源は、女性や少女が(服を)着たい、(服に)出会いたいと想像することです。リアリティのある美しい服と同様に、いつもクチュールを愛しています。私は(現実的な服とクチュールの)ミックスが好きです。」と話しているので、彼らしくある程度ハイエンドな方向を志向するようですね。

「私はニューヨーク(Theory)でだけでなく、パリ(Nina Ricci, Rochas)で学んだ全てのものを集めています。私のアプローチは全てこれらの経験の混合です。」と今回のシグネチャー・ブランドのリローンチについてティスケンスは説明しつつ、「私は持続可能な成長を持っていたいです。クラフトマンシップとクオリティが重要です。」と話しています。

ティスケンスは今回のBoFの記事にInstagramで反応していますね。オフィシャルサイトはトップページしかありませんが、コレクションが披露されればサイトが更新されていくのでしょうか。

重要なことはクリエイションとバランスした持続可能なビジネス的成功が得られるかにあると思うので、彼が話すようにこれまでの経験の集大成が求められる感じになりそうですね。

Maria Grazia Chiuri as Artistic Director of Christian Dior

Maria Grazia ChiuriがChristian Diorの7代目にして初の女性となるアーティスティック・ディレクターに正式に決まりましたね。いろいろな人選の噂がありましたが、結果的には手堅い選択といったところでしょうか。Dior側も短期間で頻繁にデザイナーが変わるのは避けたいというのもあると思うので、RTWからクチュールまで、年6回のコレクションを経験している彼女に白羽の矢を立てたのでしょう。

Vanessa Friedmanの記事ではSidney Toledanoの話として、今から約20年程前にDiorがJohn Gallianoのヘルプとしてバッグ・デザイナーを探していた際にキウリに会ったことがあると書かれていますね。キウリとPierpaolo PiccioliはFendiを去り、アクセサリー・デザイナーとしてValentinoにジョインした90年代後半の話のようですが、その時、彼女は「バッグのためだけに(Diorに)行くつもりはありません。グローバルなジョブがしたいです。」と断ったようです。そして、約20年後、巡り巡ってアーティスティック・ディレクターに就任した訳ですが、人生はどこでどうなるか分からないものですね。

昨年、Diorは50億ユーロ(5,550億円前後)以上の売上高があり、世界で195のストアを持ち、収益の5分の3は香水と化粧品によるものとのことで、服のみでは18億ユーロ(2,000億円前後)の売り上げがあるようです。引き続きValentinoはピッチョーリが単独でクリエイティヴ・ディレクターを務めることが発表されていますが、気になるのは今までコレクションを2人でどのようにデザインしていたのか?というところですね。二十数年も共に働いたということを考えると完全に役割分担ができていたか、表現したいものがだいたい同じだったか、といった感じだと思うのですが、どうなのでしょうか。尚、トレダノはDiorにキウリとピッチョーリの2人を連れてくることは考えなかったと話しています。

ちなみに彼女はシャツやテーラリングのビジネスをしているPaolo Reginiと結婚し、ローマに住んでおり、大学生の息子(Nicolo)と娘(Rachele)を持つ母でもあります。今後、パリに移り住むのか、ローマからパリに通うのかは現時点では不明のようですね。

Valentinoのコレクションはヴィクトリア朝やバレリーナ、教会のジプシーのようなものをインスピレーション・ソースにし、オーガンジーのようなシースルー素材を多用したソフトタッチのフェミニンなドレスや抑揚の効いたシックなLookが多いイメージがあり、プリーツ・スカート等もロングが多く、縦に長いシルエットが特長として挙げられるかなと思います。Christian DiorでのJohn Gallianoのスペクタクルなエモーショナルさや、Raf Simonsの鋭くグラフィカルなコレクションとは方向性が違うので、Diorでキウリがどういった方向性のコレクションを展開するのかは気になるところ。Valentinoもピッチョーリ一人になることでどのように変わるのでしょうか。

今までのValentinoのコレクションは、50前後から多い時には90を超えるLook数がありましたが、少なくともこれは減少する方向に行くかなと思います。また、Valentinoの延長線上でDiorでもコレクションを行うのだとすれば、クラシカルでおとなしい(直裁的に言えば地味な)感じになるでしょうね。個人的にはガリアーノやラフのようなデザイナーのパーソナリティが感じられる攻めたコレクションが好きなのですが、そういった方向には行かないかなと。経営陣もそういったデザイナーを今回はあえて選ばずに(ビジネスと両立できるそういったデザイナーは世界を探してもそうそういませんが。)、なるべく安定したデザイナーを選択していますので。
彼女のデビューコレクションは9月30日に行われる予定の2017年春夏コレクションとなりますが、例によって数シーズン、実際にコレクションを見てみるまで判断は留保となりますね。

Diorは今年で創業70周年を迎える節目の年となりますが、まずは基点となるデザイナーが安定し、その後、どのようにメゾンのストーリーを綴れるのかがポイントになるでしょう。