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Chanel 10-11AW Collection

Karl LagerfeldによるChanel 10-11AWコレクションは、スウェーデンから氷山をGrand Palaisまで輸送しての開催。250トン前後あったようですが、Chanelは他のメゾンと比べるとコレクションのスケール感が違いますね。ショーのインヴィテーションにはKarl Lagerfeldによる北極グマのスケッチがあったようです(写真はこちら)。

コレクションは、"It's not global warming, it's global-cooling!"というKarl Lagerfeldの発言にもあったように地球温暖化の意識もありつつ、また、スウェーデンのアイスホテルもイメージとしてあったようです。tFSでは氷山をパリまで輸送している時点でエコじゃないよね、といったコメントもあって確かに・・と思わされましたが。ちなみにアイスホテルに関しては、カール自身は行ったことが無いとのこと。

今回のコレクションでフィーチャーされていたのは、フェイク・ファーですね。Karl Lagerfeldによると"fantasy fur"とのことですが、いくつかのレビューではFendiでのリアル・ファーが引き合いに出されていました。
Yeti Lookはとてもファニーな感じで、ランウェイ前半のブラウンカラーのパートではアクセサリーなどから少し民族的な雰囲気が出ていましたね。赤いラインとクリーム色のフリンジが特徴的なニットなどは、スカンジナビアの伝統的な衣装の影響を受けているようです。

ジュエリーライクなネックレスなどのアクセサリーは氷晶や氷柱をイメージし、アイスキューブ・バッグもアイデアとして面白いと思いました。Karl Lagerfeld自身をモチーフにしたハイ-カラー・シャツとネクタイのLookは今回も登場し、白・黒・灰のパレットを用いたツイードのLookはいつものChanelらしい印象。個人的には上に写真をピックアップした、ランウェイ後半のオフホワイトのパートが良いと思いました。

最後に少し気になる話題として、10-11AW AD CampaignにはAbbey Lee Kershawと引き続きFreja Beha Erichsenが起用されるとfashionwiredaily.comで書かれていますね。fashionologie.comも引用して記事を書いていましたが、真偽はどうなのでしょうか。

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posted by PFM