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Louis Vuitton 10-11AW Collection

Marc JacobsによるLouis Vuitton 10-11AWコレクション。
ルーブル中庭の噴水の周りをウォーキングする形で行われた今回のコレクションのテーマは、"And God Created Woman"。サウンドトラックも1956年のBrigitte Bardotの同名の映画から引用し、50年代の雰囲気をベースに、レトロで甘く、ノスタルジックに描かれる女性像はとてもロマンチックでしたね。

Pradaのコレクションでも見られた女性の曲線美"Curvy"への言及がLouis Vuittonでも多く見られたと思います。モデルのキャスティングに関してはthe CutModeliniaで詳しく書かれていますが、Marc Jacobsの"I wanted a variety of ages and sizes. We set out to cast gorgeous women, women who feel happy to put their make-up on, get dressed up, get all their accessories."という発言にもあったようにVictoria's Secretからの起用もありつつ、年齢層のレンジも広く、多様性を持たせたキャスティングになっていましたね。

ヘアスタイルはシンプルにポニーテールで、コルセットによるスウィートハート・ネックラインやAラインを描くスカートがとても優雅で旧き良き時代を感じさせていたと思います。カラーパレットや用いられるフラワー、チェックのパターンもとてもシックな雰囲気でしたね。Marc Jacobsの発言にもあったように、少し時代遅れだけど気分転換には良いよね、といったところでしょうか。

Louis Vuittonのアイデンティティとなるバッグに関しては、1930年にデザインされた"Speedy"の再解釈がありましたね。10SSに続いて、すべてのLookでバッグ使われていたのも印象的なコレクションでした。

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posted by PFM