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Lanvin 10-11AW Collection

Alber ElbazによるLanvin 10-11AWコレクション。
今回のコレクションは「女性が望むものは何か?」という問いへの回答と、それに対してtribalなトーンをMixしたもの。トライバルに関しては、昨年の国連サミットでのスピーチやAlber Elbazの出生地であるモロッコと絡めてレビューされていますね。サウンドトラックもそれに合わせる形でとても民族的でした。

カラーパレットはダーク系で、ファムファタルな雰囲気の中に民族的なトーンが上手く組み合わさっていましたね。全体的にLanvinらしく、とてもシックだったと思います。ワンショルダーのドレスはドレープがとても優雅な印象で、ゴールド・チェーンと合わせられたトランスパレントなレースやプリーツドレスがあったのも目を惹きました。また、ファーやフェザーが各所で使われていたのも特徴的で、それによりミステリアスな女性像が上手く描かれていたと思います。

Lanvinのアクセサリーは毎回素晴らしいのですが、今回もフューチャリスティックでトライバルな雰囲気がとても好きです。ランウェイ終盤ではドレスとアクセサリーが融合していてかなりメカニカルになっており、その過剰さが美しさへの狂気を感じさせていたと思います。
また、いつも思いますが、Lanvinのレザーグローブの使い方はとても良いですね。モデルのヘアスタイルがブラックのボブ・ウィッグだったのも面白いと思いました。

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posted by PFM