Jil Sander 10-11AW Men's Collection
Raf SimonsによるJil Sander 10-11AW メンズコレクション。
Raf SimonsのJil Sanderのコレクションを見る際にいつも頭にあるのは、Jil SanderのヘリテージとしてのミニマリズムとRaf Simonsのクリエイションがどのように融合しているか?といったことなのですが、今回はRaf Simonsっぽさが多めに配合されているような感じでした。カラーパレットは全体的にニュートラル。
白シャツにネクタイ、そして、テーラーリングはRaf Simonsのシグネチャーの最近の傾向で、曲線的で有機的なパッチ(WWDでは、その形をtumbled rocksと表現)はミニマルな雰囲気を出していたと思います。アシンメトリックなネックホール・ニットやハイネックニットはJil Sanderらしいプレーンな印象で、ダウンジャケットをコレクションに用いたのはRaf Simonsらしかったですね。