This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

Size-zero models / Alexandra Shulman's Letter.

サイズ・ゼロ-モデル問題に関して英国メディアが、Alexandra Shulman(editor of the British Vogue)が主要なファッション・ハウスに宛てた手紙を引いて報じていますね。
手紙の内容に関しては、雑誌の撮影に使用するサンプル品のサイズがとても小さく、撮影に起用するモデルは必然的に痩せ細ったモデルになってしまう、といったことのようです。また、Vogue誌の写真についてもモデルが健康的に見えるように(痩せ過ぎて見えないように)修正しているという話やフォトグラファーにもそういった依頼を出しているという話も合わせて載っていました。

現在の経済情勢の中でこういったことを広告主に言うのはかなり勇気がいることだと思いますが、これもノブレス・オブリージュの精神なのでしょうか(海外ではよく見かけますね)。
この問題については各国で規制が進んでいたりするのですが、Alexandra Shulmanは規制が答えであるとは思っていないようです。確かに、自由を希求するファッション(もちろんその「自由」も強制されるべきものでは無いと思いますが)に規制は必要ないと言えばそうだと思いますが、物事の判断能力が未発達のティーンエージャーのモデルには必要であるといった意見もあり、難しいところだと思います。

モデルの人種問題に関してもそうですが、一番の特効薬?はデザイナーが新しい美しさを創造し、提示することかなと個人的には思いますね。これはファッションに限りませんが、世の中の流れを変革していくようなクリエイションを自分は見たいと思っているので。

via independent, guardian, telegraph, times online, dailymail

posted by PFM