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Burberry Prorsum 10SS Collection

一つ前のエントリーの続きになりますが、改めてChristopher BaileyによるBurberry Prorsum 10SSコレクションについて。
ランウェイショーの会場には1500人のゲストが招かれ、Emma Watson, Gwyneth Paltrow, Mary-Kate Olsen, Victoria Beckham, Daisy Lowe, Freida Pinto, Dev Patel, Samantha Cameron, Lord Mandelson, Liv Tyler, Anna Wintour, Carine Roitfeld , Glenda Bailey, Mario Testino, Jacquetta Wheeler, Bruce Weber, Agyness Deyn... と書ききれないくらいの著名人がBurtberryのCEOであるAngela Ahrendtsと共にFront Rowに座っていたと報道されていました。

今回のコレクションのテーマについては"Twisted classics"といくつかのメディアでは表現されていましたが、古典的なトレンチコートにフォーカスを当てて再解釈したものですね。捩れやルーシュによるシワやドレープ感を上手く使い、ドレス的なフェミニンな雰囲気を出しつつ、ランウェイのカラーパレットにはパステルカラーを点在させ、先シーズンまでのような(不況を反映したような)憂鬱な気分のコレクションからは大きく変化。アームホールなどのサイズ感もタイトにし、コートというよりはジャケットやドレスのような方向にトレンチを再構築していました。

個人的にはシフォンによる膝上丈スカートの多層的なドレープを見たときには09-10AWのBALENCIAGAを少し思い出しましたが、トレンチコートをフェミニンな方向に持っていくというアイデアが個人的に面白かったです。また、ランウェイではメンズのLookもいくつか見られましたが、それを除けばすべてのLookでベルトがされていたのも印象的でしたね。バーバリーチェックが使われている(クラッチ)バッグ、春夏なのにファーコートのLookがあったりと、とても気合いの入った見所の多いコレクションだったと思います。

via style.com wwd.com vogue.co.uk telegraph.co.uk tFS

posted by PFM