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Burberry Prorsum 10-11AW Collection

Christopher BaileyによるBurberry Prorsum 10-11AWコレクション。
ウェブ上でのライヴ配信と共に世界各地での3D映像でのライヴ中継も話題になっていましたが、ウェブ上でのライヴ配信が終了するとそのままオフィシャルサイトでアウターとバッグがプレオーダーできてしまう(26日までの3日間)というのもとても戦略的で面白い試みでしたね。テンションが上がったまま思わず勢いでクリックしてしまうユーザーは多そうです。

今回のコレクションに関してChristopher Baileyが"Cadet Girls"というキーワードを出していましたが、メンズと同じくミリタリーにフォーカスしたもの。カラーパレットはBurberryらしいシックでベジタブル・ガーデンな雰囲気。オーバーサイズでボリューミーなシアリングコートからタイトフィットなコートまでサイジングは幅広かったですね。
多くのLookで目に付いたのはジャケットやコートがクロップドされていたことでしょうか。それによりボトムスのスカートやタイハイブーツ(蛇革のものもありましたね)などが強調されていました。

個人的にKarmen PedaruのLookはいずれも完成度が高かったと思います。ミリタリー系のアイテムを除けば、Look17のクロップドコート、終盤のファーコートは気になりました。コレクションをマクロで見た場合の配色で言えば、Look23やLook52のブルーの使い方はポイントを押させていた感じ。後半のグレープ色のドレスも良かったですけれど。

各Lookにおける(服とバッグのバランスなども含めての)配色、ミリタリーからドレスまでのトーンバランスなど、安定感のあるコレクションだったと思います。

via style.com wwd.com vogue.co.uk nytimes.com telegraph.co.uk dazeddigital.com showstudio.com tFS

posted by PFM