This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

Prada 11SS Men's Collection

Miuccia PradaによるPrada 11SS メンズコレクション。
Frederic SanchezのRemixによるBauhausの"Bela Lugosi's Dead"をサウンドトラックとして、フューチャリスティックな雰囲気の蛍光灯に照らされたグレーチングのランウェイをウォーキングする形で行われた今回のコレクション。"simplicity regained"と表現されたクリエイションは、ユニフォームにフォーカスを当てての展開。

ランウェイショーはタイトな3ボタン・スーツから始まり、デニムを用いたボートネック・シャツやショーツにジャケット、各所のレビューで書かれているようにホスピタル・スクラブのようなシャツも登場していましたね。終盤ではカラフルなボートネック・セーターが使われていましたが、色に関して言えば首に掛けられたサングラスもアクセントとして良かったと思います。ウイングチップにスニーカーのソールを合わせた靴、ウエストや手(手首)に持たれたバッグは少しキッチュな印象でミウッチャらしさがあったでしょうか。

個人的にLive Streamingを見ていて最初に感じたのはRaf Simonsっぽいということだったのですが、たぶんフューチャリスティックでミニマルな雰囲気が少しあったのでそう感じたのかなと思います。トータルで見た場合、各アイデアの組み合わせ方とそのバランスはきちんとPradaらしくまとめられていて、流石にその辺は上手いなといったところですね。

via style.com wwd.com gq.com vogue.co.uk nytimes.com fashionwiredaily.com showstudio.com tFS

posted by PFM