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Givenchy, Jean Paul Gaultier, Valentino 10-11AW Haute Couture Collection

オートクチュールコレクションもあっと言う間に終わってしまいましたが、個別にピックアップしなかったコレクションについて少しだけ。まずはRiccardo TisciによるGivenchy 10-11AW Haute Couture Collectionから。

プレゼンテーション形式で提示された10 Looksのインスピレーションソースは、Frida KahloとMexico's Day of the Deadから。彼のクリエイションのベースとなる宗教的な雰囲気を元に、今回はスケルトン(脊柱など)のイメージをモチーフとしてレースなどを用いていましたね。フェザーやゴールドのシークインの使い方についてはいつもの感じだったと思います。
Suzy MenkesがRiccardo Tisciへのインタビュー記事をアップしていましたが、プレゼンテーション会場でのムービーもあったのでこちらも是非。

via style.com telegraph.co.uk fashionwiredaily.com tFS

Jean Paul GaultierはランウェイにDita Von Teeseが登場し、La Perlaとのコラボによるランジェリーをお披露目。
コレクションに関しては、ドレスのような変形型のトレンチやピンストライプ・スーツ、ランジェリー・ライクなドレス、ファー・ストール、主張のあるショルダー、ガジェットとしてのシガレットやターバン等、彼らしい展開だったと思います。

via style.com telegraph.co.uk nytimes.com tFS

Maria Grazia ChiuriとPier Paolo PiccioliによるValentino。コレクションのタイトルは、"The dark side of first love"。
Hilary Alexanderは"baby-doll"と表現していましたが、シフォンやリボン、クリノリンなどを用いて描かれるsoftnessな少女性はとても若く、優しい雰囲気でしたね。
こういう方向性のコレクションは好きと言えば好きなのですが、個人的にはもう少し変化があっても良いかなと思ったりします。

via style.com telegraph.co.uk nytimes.com tFS

posted by PFM