Dolce & Gabbana 11-12AW Men's Collection
Domenico DolceとStefano GabbanaによるDolce & Gabbana 11-12AW メンズコレクション。
"Sartoria Eccentrica"をテーマとし、Front Rowに招いたBryan Ferryの曲をサウンドトラックとして行われた今回のランウェイショー。Bryan Ferryの"The Price of Love"などのデザインはTシャツのプリントにも使われていましたね。
コレクションはテーラリングにフォーカスしつつ、カラーパレットの(ワイン)レッドやストライピングを効果的に使用。ジャケットの着丈は短めの印象で、ローライズのマルチポケット・パンツにサスペンダー、トリルビーや黒縁メガネなどはティピカルなDolce & Gabbanaですね。デニムはテーパードが入ったものが目に付きました。ファーを用いたLookもいくつかありましたが、全体的に大人しかったかなと思います。
tFSでも指摘されているように、ここ数シーズンの彼らのクリエイションはノスタルジア過剰な感じがしてしまいますね。経済不況からウェアラブルなシシリーへ回帰したまでは理解できるのですが、そろそろ新しさへの言及があっても良いかなと思うのですがどうでしょうか。