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Lanvin 11-12AW Men's Collection

Lucas OssendrijverとAlber ElbazによるLanvin 11-12AW メンズコレクション。
Lucas Ossendrijverの話によれば今回のコレクションは、クロコダイル・レザーローファーにハイキングブーツをミックスするなど、クラシック・ピースとモダニティの緊張関係によって駆動されたとのこと。テーラリングにはスポーツウェアの影響もあり、ボタンにマグネット・ボタンを採用したLookも登場していましたね。
一方、Alber Elbazの説明によると「通常、若者について話をする時、それは「クール」か「セクシー」であり、「エレガンス」は年を取った人々を記述する際に使われる言葉です。しかし、我々は若者に対してエレガンスを齎したかった。」とのこと。

ルカの話すクラシックはダブルスーツやシャツにネクタイ、ワイド・トラウザーといったアイテムとして表現され、スポーツウェアとしては登山やトレッキングをリファレンスとしたロープ型のベルトやダウンジャケット、バッグに付いたカラビナなどがあった感じですね。
エルバスの話すエレガンスに関しては、Tim Blanksがレビューの中で指摘するように平静と抑制をエンファサイズすることで実現しようとしていましたね。具体的には、斜めに被ったハット、マフラー、シャツとレイヤードされたハイネックニットなど。各要素が身体を包み込み、Lookに落ち着いた雰囲気を与えていたのが印象的です。

Dazed Digitalのインタビューの中でルカがフェイバリット・ピースとして挙げているのがLook17のキャメルコートなのですが、このLookにはフォックス・テイルが付いていて、これについてTim Blanksの記事の中で"Yes, because everyone has a foxy side,"と答えていたのが個人的にちょっと面白いなと思いました。

via style.com wwd.com fashionwiredaily.com dazeddigital.com showstudio.com tFS

posted by PFM