Raf Simons 12SS Collection
今から7年前のショーでも使用したことのあるエスカレーターというアイデアを再びランウェイのステージに選んで行われたRaf Simons 12SS Collection。
今回のコレクションはカラーとパターンにフォーカスしたもので、ランウェイショーで目を惹いたのは全く同じアイテムの色違いやパターン違いのアイテムを身に付けたモデルが連続してウォーキングしていたことですね。Tim Blanksはウォーホールのシルクスクリーンのようだったと表現していましたが、確かにそのような感じもしましたでしょうか。
ボトムは最初から最後までスラックスにゴールドチェインで装飾したウイングチップで固定し、トップスで遊ぶという方法論で進行したコレクション。プレードパターンのジャケットにコート、ブルー・オレンジ・レッドのレザーシャツ、身頃の中央で切り返したものやダイアゴナルにダーツやカットが入れられたジャケットにノースリーブシャツなど。今回のショーのインヴィテーションに描かれていたXマークをモチーフにしたアイテムやフラワープリントのものも登場していましたね。
全体的にミニマルな印象があったのでJil Sanderの要素も少しあったコレクションでしたが、基本的にはTim Blanksが書いているように、Raf Simonsらしい若者の青春期に関するメディテーションについてのコレクションだったかなと思います。
via style.com wwd.com vogue.co.uk fashionwiredaily.com runway.blogs.nytimes.com showstudio.com tFS