This is Not here - *//LIKE TEARS IN RAIN

2013 Spring/Summer Fashion Week Conflict...

少し前から話題になっている来年9月に行われる予定の2013年春夏コレクションのスケジュール問題について。
ミラノ側が折れて収束するかと思っていたのですが、今のところそういう感じにはなっていないですね。

ニューヨーク・ファッションウィークは2月と9月の第2木曜日にスタートするのがここ数年の慣例となっており、来年の9月は13日から20日までの予定、そして、ロンドンは9月21日から25日までの予定になっているとのこと。しかし、今回、ミラノが9月19日から25日までというスケジュールを出して来たのでコンフリクトが起きてしまっているというのが現在の状況ですね。事の発端には2012年の9月3日がアメリカでは労働者の日であることがあり、また、ロンドンでは来年、オリンピックとパラリンピックがあることもこの問題に絡んでいるようですけれど。

ファッションウィークのスケジュールに関する協定は2008年に結んでいたのですが、CNMI PresidentのMario Boselliの主張によるとそれは3年間のみ有効だったとのこと。CFDA PresidentのDiane von FurstenbergやBFCのHarold Tillmanはそれを否定し、Conde Nast InternationalのChairmanであるJonathan Newhouseも(ミラノがリスケしなければ)ヴォーグのエディターをミラノコレクションには出席させないというメッセージを出すもミラノ側は譲歩する意思は無いようですね。

問題点は"second Thursday rule"の定義自体が曖昧であることと、その協定の有効期間にある感じでしょうか。
いずれにしても認識違いがあったということですが、最終的にこの問題がどうなるのかというは気になるところです。

posted by PFM