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Gareth Pugh 12-13AW Collection

ランウェイに黒いコンフェッティが舞う演出によって行われたGareth Pugh 2012-13年秋冬コレクション。
ショーのサウンドトラックはMatthew Stone、スタイリングはKatie Shillingford、メイクアップはAlex Boxによるもの。

Gareth Pughのアイデンティティであるサイバー・ゴシックな空気感にトライアングル・カッティングを多用した鋭利なフォルム、スクウェアなシルエットとジッパーによるレザーアウターウェアにいつもの鶏冠のようなヘッドドレス、フリンジドレスにファーはイエティのようなワイルドなシャギーから滑らかなものまで。
足をファブリックで包むようにして縛って履かれた靴も目を惹きましたね。ドレープは適切にフェミニティとして機能していたかなと思います。

今回のフリンジやファーなどの使用を見ているとサポートを受け、そして、師匠筋にあたるRick Owensと似ている感じが多くしました。リックほどの無骨さはありませんが、ソフトな雰囲気の中にも種族的な感覚の要素が増えるとそう見えるのかなと思います。Gareth PughというブランドがRick Owensの後に続く必要性は無いと思ったりするのですが、彼らの関係性上そうなるのは仕方が無いとも言えるでしょうか。

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posted by PFM