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Raf Simons Dior Topics...

First Glimpse of Raf Simons' Dior View
7月のクチュールコレクションに取り組むために、今日、パリに到着する予定というRaf Simonsの話が載っていますね。
彼の発言を要約すると、ミニマリズムをするためだけにChristian Diorに行くわけではない、とのこと。Christian Diorというブランドの意志や遺産、その意味を完全に受け入れた上でコレクションをクリエイトしようとしていることが窺えます。ムッシュ ディオールが植物を愛したように、彼も好きな花(ラン、チューリップとバラ)について言及したようですね。
クリエイティビティとその進化、そして、我々が生きる時代とその関係性に興味を持っているとのことなので、Christian Diorというブランドの新しい可能性を是非見せて欲しいかなと思います。Jil Sanderでのクチュール・トリロジーコレクションではマキシマリズムによってクチュールへ言及し、ミニマリズムの可能性を押し広げたように。もちろん、彼がDiorに慣れるまでには少し時間が掛かると思いますけれど。

What Did Raf Simons Really Know These Past Few Months?
ここ数ヶ月間にDiorとRaf Simonsの間に何があったのか?というのは確かに気になることですね。ラフがChristian Diorのデザイナーになることは無い、という話も一度はありましたし。また、Cathy HorynはラフがJil Sanderの職を馘首されたと書いていますが、これは公にコンファームされた情報では無いはずですし(ビジネス的な理由からその可能性はあると思いますが)。そして、Yves Saint Laurentのデザイナーの椅子取りゲームにHedi Slimaneと名を連ねていたというのも気になるところですね。

posted by PFM