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Dior homme 2013 Pre-Fall Collection

一つ前のエントリーでKarim Sadliの写真をポストしましたが、Dior hommeのプレフォール・コレクションがブティックでも立ち上がっていますね。今回は素材としてデニムやシャンブレーをフィーチャーした内容になっており、とても見応えのあるコレクションに仕上がっています。

裏地にシャンブレーを用い、袖を折り返して着るジャケット(着丈は13SSのLook 1と同じく短め。)やベージュのコットンパンツで裾をロールアップさせて穿くスタイリングを提案しているもの。ノースリーブのデニムブルゾンやバイカー・デニムジャケット。ピーコートの襟の後ろにシャンブレーを用いたもの(襟を立てると良い感じ)。

シャンブレーシャツには前身頃にプリーツをあしらったものとプレーンな胸ポケット付きの2型があり、プリーツ型のものは10万円を超えるお値段ですがエレガントでモード感があって良い感じでした。プレーンな胸ポケット付きの方は、シャツの裾がスクエアボトムになっており、カジュアル感があります。Diorで胸ポケットがあるシャツも珍しいですね。同じく胸ポケット付きのシャツはホワイト+ブルー・ステッチとブラック+ブルー・ステッチのシャツもあります。こちらのシャツも裾はスクエアボトムになっていましたね。
デニムパンツもいくつかの型が入っており、定番のノンウォッシュ・デニム(19cm)を赤ステッチにしたものが使いやすそうな感じでした。スニーカーにもシャンブレーをあしらったもの等がありましたね。

いくつかのアイテムはKris Van Assche x Leeっぽさがあるものもありましたが、トータルではDior hommeのクオリティに仕上がっていたと思います。プレコレクションは本コレクションの間の繋ぎ的な意味合いが強いコレクションですが、ここ最近のDior hommeはアイテム数も多く、SSやAWの本コレクションと同じように力を入れて展開されていますね。一般的に言えば、プレコレクションは本コレクションよりも使いやすいアイテムが多い傾向にあるかなと思います。

本コレクションはランウェイショーで半年前に披露されるので事前にどういった内容のコレクションなのかが分かりますが、プレコレクションは基本的にデリバリーがあるまであまり詳細が分からないので、ブティックでの第一印象は結構インパクトがありますね。気分は既に秋冬コレクションだったのですが、気が付いたら買い物をしてしまっていたので(笑)。

近々、秋冬コレクションのプレビューもありますが、季節はどんどん過ぎていきますね。

posted by PFM